《あとがき》
前回の続きで、ヒロインとベルの戦いです。ただ、今回の、ヒロインのお腹にベルのナイフが刺さるというのと、それをヒロインが引き抜くのはやりすぎたかなと、話を書いた後に思いました。だってベルのナイフって、ギザギザしてますから…。普通のまっすぐなナイフでも刺さったり抜いたりするのは痛そうなのに、ギザギザしてるのと形がまっすぐじゃないのとで、余計に痛そうだと思ったのと、あとは現実的に考えると、数日後の未来編に差し支えると思ったので…。なので、書いたあとで、やっぱり消そうかどうか悩んでましたが、ツナ達もボロボロなのに、何もなかったようにケガが治っていたのと、前回のラストだけだと物足りない感じがしたので、そのままいくことにしました。
それに、前回のラストの、雲雀の言葉を思い出しながらベルをたたきつぶすだけだと、この殺伐とした戦いには似合わないと思ったのと、あとはちょっと弱すぎると思ったので、あのような形にしました。リング争奪戦全体を見てみると、ヒロインはほとんど何もしてない感じなので、こりゃあここで大きく動かさなきゃ！と思ったのが大きいです。でないと、成長しないままなので…。あとは、やりすぎるくらいがちょうどいいかとも思ったので、ちょっとムチャをしました。
2022.01.30


真田魅真