06
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一歩、一歩、また一歩。
ゆっくりと足を進める。
後ろを振り向けば、神威が優しく見ている。
それを見て顔が綻ぶ。
少し歩くと草原に着く。
一面に緑が広がっている。
風がそよそよと吹くと、はしゃぎ声が聞こえてくる。
「(誰かいるのかな……?)」
また少し歩くと神威の背中が見えた。
名前を呼ぼうとしたら、自分の目を疑った。
そこに自分がいたのだから。
『あ、もー!駄目じゃない』
『夏海、そんなに怒るなって。ねえ?』
『でも、駄目なモンは駄目だし……』
『母様より父様の方がいい!』
『ははっ。だってさ、夏海』
自分が今見たその光景が信じられなかった。
あの小さな子は、自分たちを母様、父様と呼んでいた。
また少し歩くと、次は海に着く。
夏海は砂浜を歩く。
前を見ると、さっきと同じように自分たちがいた。
また少し歩くと、今度は紅葉が凄い所。
その次は雪遊びをしてる所。
「(今まで見たやつ……何?)」
アレがさっき夏海の所に来た光の正体なのか?
以前、掴めそうで掴めなかった光。
アレもそうなのか?
でもあの時、神威は光のことを何も知らなかった。
だけど、さっき会った神威は光のことを知っていた。
「(ここ、夢の中?)」
『そうだよ』
神威が声が聞こえた。
夏海は声の方へ振り向く。