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「しょうがないだろーないモンはないんだ、団長にでも言ってくれェ」
「神威は私なんかにお金をくれません」
私は父さんの部屋でうだうだしている。
何故かって?そりゃあ…</font>
父さんがお年玉をくれないんだ。
お正月と言ったらお年玉が付き物でしょ!
なのに!父さんってば「金はない」って……
ドコのホームレスだコノヤロー。
「父さんなんか大っ嫌いだァァアァアア!!!!!!」
うわーん!と父さんの部屋から飛び出した。
あ、もちろん嘘泣き。
本当に泣くわけないよー。
神威に馬鹿にされちゃうし?
父さんの部屋に向かって“べーっ”と舌を出した。
前を向いた瞬間、誰かとぶつかってしまった。
顔を上げて視界に入った人物は………
「……げ」
「その嬉しそうな顔は何?」
神威サンにぶつかってしまいました。あはは
うわー 絶対馬鹿にされるわー
ていうか、全然嬉しくないですから。むしろ嫌ですから。
そこら辺勘違いしないで下さい。
「……じゃ、私急いでるんで」
「へぇ、急いでるんだ?」
なんか……… 怖い!!
イヤァァアァア!頭の中で警告がぁぁあ!!
今コイツに近づくなと言わんばかりに警告がぁぁあぁあ!!
いつもより数百倍笑顔が増してるもん!
「夏海、お年玉欲しくないの?」
「………は?」
神威から発せられた言葉に対して私は気が抜けてしまった。
だって、「お年玉欲しくないの?」って!
え、何?もしかしてもしかしなくとも神威がお年玉くれる系!!?
「残念ながら俺はお年玉あげないヨ」
…………ですよねぇ。
神威がお年玉くれるとかありえないですものねぇ…
「でも夏海がどうしても欲しいって言うんだったら考えてあげてもいいヨ?」
「本当に!!?」
「その代わりお礼をくれなきゃお年玉あげないから」
うぉぉお!!!
あのニコニコ冷徹ドSな感じの神威が私にお年玉を!
これはお礼してまでも貰わなくては!!
「あぁ、あげるあげる!!
何のお礼をすればいいですか!?」
「夏海のキス」
…………ん?
今なんか変なのが聞こえたよ?
私のキス?お礼に私が神威にキスをしろと?
あははー そんなバナナ!
「すんません、もう一度お願いします」
「聞こえなかったの?
お年玉あげるお礼に夏海が、俺にキスするんだよ」
へらりと言ってしまう神威に私は身体が凍てつく。
「(神威にキスするなんて、かき氷頬張り大会以来じゃないか…)」
ずーん、と鉛が頭に乗ったような感覚だった。
「あ、やっぱりお年玉いらないです。おらぁ、遠慮しときますわ」
「誰キャラだよ」
神威に即座につっこまれた。
そんなに早くつっこまなくてもいいじゃんか。
「ふーん、そっか。
じゃあ、お年玉はいらないんだ」
お年玉欲しいさ!欲しいに決まってるだろ!!
神威にキスするのは別にいいさ!
…だけど、神威はどうせ私のことは好きじゃないでしょ?
神威に好きって言われてないのに、そんなこと出来ないよ…
「あー…うん。今回はお年玉は諦めるや…」
私は神威の元から離れて、一人ふらふらと歩き回った。
「神威は私なんかにお金をくれません」
私は父さんの部屋でうだうだしている。
何故かって?そりゃあ…</font>
父さんがお年玉をくれないんだ。
お正月と言ったらお年玉が付き物でしょ!
なのに!父さんってば「金はない」って……
ドコのホームレスだコノヤロー。
「父さんなんか大っ嫌いだァァアァアア!!!!!!」
うわーん!と父さんの部屋から飛び出した。
あ、もちろん嘘泣き。
本当に泣くわけないよー。
神威に馬鹿にされちゃうし?
父さんの部屋に向かって“べーっ”と舌を出した。
前を向いた瞬間、誰かとぶつかってしまった。
顔を上げて視界に入った人物は………
「……げ」
「その嬉しそうな顔は何?」
神威サンにぶつかってしまいました。あはは
うわー 絶対馬鹿にされるわー
ていうか、全然嬉しくないですから。むしろ嫌ですから。
そこら辺勘違いしないで下さい。
「……じゃ、私急いでるんで」
「へぇ、急いでるんだ?」
なんか……… 怖い!!
イヤァァアァア!頭の中で警告がぁぁあ!!
今コイツに近づくなと言わんばかりに警告がぁぁあぁあ!!
いつもより数百倍笑顔が増してるもん!
「夏海、お年玉欲しくないの?」
「………は?」
神威から発せられた言葉に対して私は気が抜けてしまった。
だって、「お年玉欲しくないの?」って!
え、何?もしかしてもしかしなくとも神威がお年玉くれる系!!?
「残念ながら俺はお年玉あげないヨ」
…………ですよねぇ。
神威がお年玉くれるとかありえないですものねぇ…
「でも夏海がどうしても欲しいって言うんだったら考えてあげてもいいヨ?」
「本当に!!?」
「その代わりお礼をくれなきゃお年玉あげないから」
うぉぉお!!!
あのニコニコ冷徹ドSな感じの神威が私にお年玉を!
これはお礼してまでも貰わなくては!!
「あぁ、あげるあげる!!
何のお礼をすればいいですか!?」
「夏海のキス」
…………ん?
今なんか変なのが聞こえたよ?
私のキス?お礼に私が神威にキスをしろと?
あははー そんなバナナ!
「すんません、もう一度お願いします」
「聞こえなかったの?
お年玉あげるお礼に夏海が、俺にキスするんだよ」
へらりと言ってしまう神威に私は身体が凍てつく。
「(神威にキスするなんて、かき氷頬張り大会以来じゃないか…)」
ずーん、と鉛が頭に乗ったような感覚だった。
「あ、やっぱりお年玉いらないです。おらぁ、遠慮しときますわ」
「誰キャラだよ」
神威に即座につっこまれた。
そんなに早くつっこまなくてもいいじゃんか。
「ふーん、そっか。
じゃあ、お年玉はいらないんだ」
お年玉欲しいさ!欲しいに決まってるだろ!!
神威にキスするのは別にいいさ!
…だけど、神威はどうせ私のことは好きじゃないでしょ?
神威に好きって言われてないのに、そんなこと出来ないよ…
「あー…うん。今回はお年玉は諦めるや…」
私は神威の元から離れて、一人ふらふらと歩き回った。