21
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私は昨日部屋を飛び出した後、こっそり海がある部屋に来た。
夏に神威と来た以来だった。
今はもう水はない。
冬だからだろう。
何故自分は任務の日の事を覚えてないのだろうか?
神威は任務の日の事を覚えているだろう。
もちろん、父さんだって。
「今日はクリスマス・イブ…か」
今日は1人で過ごすのかな…
あ、今までもそうだったか…
下に俯いたとき、ふと顔が浮かんだ。
「……神威」
名前を口にした時だった。
涙が一粒零れ落ちた。
「……あれ?…なんで、涙が…ッ……っ、」
次々と溢れ出す涙。
止まることを知らず、涙が流れ出す。
「…うっ……ふぇぇぇ………ぐす………っ」
声を押し殺したいのに、声は黙らない。
こんなに哀しい気持ちになったのは、父さんと母さんがいなくなった時以来だ。
その時もこんな風に泣いていた。
そんな時、手を差し伸べてくれた人がいた。
“そんなに泣いてんなよォ
目の周り腫れちまってんぞォ
ほら、俺がいるから。
お前は1人じゃない…
だから泣くな、 な?”
そう言って私を抱き締めてくれた。
温もりが暖かくて…
私は1人じゃないんだ、って思えた。
でも今、この場にはいない。
銀ちゃんが。
「……銀ちゃ……ん…っ…
銀ちゃんっ………」
小さな子供のように何度も銀ちゃんの名前を呼んでいた時だった。
背中に温もりを感じた。
「……やっと見つけた…」
この声を私は知っている
この温もりを知っている
この優しさを知っている
「………かむ……い…」
⇒
夏に神威と来た以来だった。
今はもう水はない。
冬だからだろう。
何故自分は任務の日の事を覚えてないのだろうか?
神威は任務の日の事を覚えているだろう。
もちろん、父さんだって。
「今日はクリスマス・イブ…か」
今日は1人で過ごすのかな…
あ、今までもそうだったか…
下に俯いたとき、ふと顔が浮かんだ。
「……神威」
名前を口にした時だった。
涙が一粒零れ落ちた。
「……あれ?…なんで、涙が…ッ……っ、」
次々と溢れ出す涙。
止まることを知らず、涙が流れ出す。
「…うっ……ふぇぇぇ………ぐす………っ」
声を押し殺したいのに、声は黙らない。
こんなに哀しい気持ちになったのは、父さんと母さんがいなくなった時以来だ。
その時もこんな風に泣いていた。
そんな時、手を差し伸べてくれた人がいた。
“そんなに泣いてんなよォ
目の周り腫れちまってんぞォ
ほら、俺がいるから。
お前は1人じゃない…
だから泣くな、 な?”
そう言って私を抱き締めてくれた。
温もりが暖かくて…
私は1人じゃないんだ、って思えた。
でも今、この場にはいない。
銀ちゃんが。
「……銀ちゃ……ん…っ…
銀ちゃんっ………」
小さな子供のように何度も銀ちゃんの名前を呼んでいた時だった。
背中に温もりを感じた。
「……やっと見つけた…」
この声を私は知っている
この温もりを知っている
この優しさを知っている
「………かむ……い…」
⇒