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違う…
こんなの私じゃない
違うよ……
助けて…止まらないよ…
神威……!!
「…ハッ!」
今、夏海の声が聴こえた気がした。
助けを求められてる気がした。
「…か…むい……たすけ……」
夏海の目から涙が一粒零れ落ちた。
見せた表情はいつもの夏海の顔だった。
「夏海!!!!」
神威は夏海に向かって走り出した。
そして抱きついた。
優しく、抱きついた。
「…! 神威放して!!」
「放さない」
「……っ!」
その緩んだ隙に首の後ろをトンッと叩いた。
「……神…威………」
フッと意識を飛ばした夏海を抱きしめた。
「……ごめん」
一言そう言って、洞窟から出た。
出て偶然阿伏兎と逢った。
今まであったことを阿伏兎に全て話した。
今日あったことをどうするか阿伏兎と話し合った結果、今日の記憶だけ消すことにした。
でもそれは一時的なことで、昔を思い出したら今日の出来事も思い出すことになる。
それでもいいんだ…
夏海が辛くならないようにするんだったら、この方法でしかないから。
─昔を思い出してもキミはそばにいてくれますか?─
⇒あとがき
こんなの私じゃない
違うよ……
助けて…止まらないよ…
神威……!!
「…ハッ!」
今、夏海の声が聴こえた気がした。
助けを求められてる気がした。
「…か…むい……たすけ……」
夏海の目から涙が一粒零れ落ちた。
見せた表情はいつもの夏海の顔だった。
「夏海!!!!」
神威は夏海に向かって走り出した。
そして抱きついた。
優しく、抱きついた。
「…! 神威放して!!」
「放さない」
「……っ!」
その緩んだ隙に首の後ろをトンッと叩いた。
「……神…威………」
フッと意識を飛ばした夏海を抱きしめた。
「……ごめん」
一言そう言って、洞窟から出た。
出て偶然阿伏兎と逢った。
今まであったことを阿伏兎に全て話した。
今日あったことをどうするか阿伏兎と話し合った結果、今日の記憶だけ消すことにした。
でもそれは一時的なことで、昔を思い出したら今日の出来事も思い出すことになる。
それでもいいんだ…
夏海が辛くならないようにするんだったら、この方法でしかないから。
─昔を思い出してもキミはそばにいてくれますか?─
⇒あとがき