06
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「夏海~」
俺はベランダの方へ足を進めた。
前を見ても夏海はいなかった。
「どこにいるんだ?」
「…父…さん…母…さん…」
どこからかポソリと呟いた声が聞こえた。
下からか?
下を向いてみた。
夏海がそこに寝っ転がっていた。
「どうして…?どこに行くの…?」
呟いた途端、夏海の閉じた目から涙が1つ零れた。
「…私を……独りぼっちに…させ…ないで……」
今にも崩れてしまいそうな霞んだ声で呟いていた。
「夏海、小さい頃から1人だったんだ…」
神威は切なそうな顔をしながら夏海の頭を優しく撫でた。