03
夢小説設定
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海へと強制連行された私は、数分後に到着した。
「神威ー…」
「何?」
「家出てからずっと傘さしてないから眩しいー…」
私がだるそうに声を出したら、神威はごめんごめん、と言ってから傘を私に渡した。
「……ふぅ。落ち着くー…」
私は傘をさした。
「そういえば神威は家出てからずっと傘さしてたよね?」
「うん」
「じゃあ、私を入れてくれてたっていいじゃん!」
「あははっ」
「あははじゃない!!」
「ほら、着いたよ」
目の前には綺麗な蒼が広がった。
砂浜に波打つ水…
カモメの鳴き声…
マリン・ブルーの海…
「これこそが夏の海!神威、先に行ってるね!!」
一言置いてから夏海は傘を放り投げ駆け出した。
「あーあ…傘放り投げちゃダメでしょー」
夏海は海ではしゃいでいた。
──と思ったら転んだ。
どうやら足がもつれたようだ。
俺は夏海に向かって走った。
「夏海大丈夫?」
「…え、えへへっ…大丈夫だよっ!」
「そっか」
…気づいてしまった。
夏海は水に濡れたということを。
そう、服が透けているということを。
ボカンッ
「…神威、今えっちな事考えてたでしょ!」
「考えてないよ?」
「うそ!顔がそう言ってる!!」
「………。」
どうやらバレたらしい。
何?俺の考え読みとるとか君超能力者?
サイコ●トラーか?
「……お仕置き」
グイッ
「え?」
バッシャーン!!
「あはっ、あははははっ!!」
俺を海の中へ入れた夏海は腹を押さえて笑っている。
「じゃあ、こっちもお仕置き」
グイッ
ちゅっ
「っ?!」
夏海は最初は驚いていたようだったけど、その後ゆっくりと目を閉じた。
キラキラと水が輝く中、俺たち2人は水に濡れたままキスをした。