名前に関して“その名の通り“などといった記述があるかもしれませんが読みとばしてください
賢者の石
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グリフィンドールの寮に案内されそれぞれの部屋へと向かう。
部屋の扉を開き足を踏み入れる。部屋を見渡し、やけに手狭だな、と思った。
けれどこの広さに既視感があるな、とも思って気づいた。マルフォイ邸での私の部屋と同じくらいの広さなのである。
両親は本当に過保護かつ非常に甘いからこの部屋と同じくらいの広さの部屋に私を暮らさせているのである……。
いや、改めて考えるとヤバイなあの二人。
このままじゃまともな価値観とおさらばすることになる。まともな人間に育たなかったらどうしよう。
……もう遅いなんてことはないはずだ。
中に入ると私以外の3人_ハーマイオニー、ラベンダー、パーバティが居た。なるほど、ハーマイオニーと同じ部屋か。
「初めまして、Ms.ポッター、私はパーバティパチル。気軽にパーバティとでも呼んで」
パーバティが私に話しかけたのをかわぎりに自己紹介が始まる。
「私はラベンダー。ラベンダーって呼んでちょうだい!」
「私は…ハーマイオニー・グレンジャー。好きに呼んでくれて構わないわ。」
「私わたくしは、ミッシェリーナ・ポッターよ。ミッシェルとでも呼んで下さる?もちろん、ミッシェリーナでも構わないけど」
私がそう告げるとばらばらに「わかったわ」とかえってくる。自己紹介も一段落すると少しの沈黙が落ち、気まずげにラベンダーが肩をすくめた。
「あー……自己紹介も終わったし荷解きでもする?」
「ええ、そうね。どのベッドを使う?私わたくしはどこでも構わないけど何か希望でもあって?」
「私…手前が良いわ。」
「私はその隣……ミッシェルは奥の……窓際にしたら?ほら……星が綺麗に見えるし……」
私の横になりたくないという気持ちがひしひしと伝わってきた。
「ハーマイオニーはどこが良いかしら?」
「私は……どこでも良いわ。余っているところで……」
「そう、なら私は奥にするわ。貴女は私の横になさる?」
「ええ」
「では、荷解きをしましょうか。私わたくし、早く寝たいわ」
長い間汽車で揺られていたためくたくただった。同室の3人もそうらしかった。もくもくと荷物の解体が始まる。お腹も膨らんだことだし早く寝たくて重たげな瞼をさすっていた。
ベッドに近づくと赤と黄色のネクタイと赤のラインの入ったベストが置いてあった。黒のネクタイは記念にとっておこう。
さてさて、早く荷物の解体をせねばとトランクを開きぴゅーんひょいとイメージしながら杖を動かす。みんな大好きレヴィオーサである。
ひゅんひゅんという音とともに学用品や服が棚に収まる。
お母様が昔、浮遊呪文を教えてくれていたおかげである。発音が結構難しいのでぶっちゃけこの魔法は無言呪文の方が成功率は高い。
……とはいえ本などの重いものには不向きだが。大量の教科書や趣味の本の前で唸る。
まず第一に全部入りきるのだろうか。服はシワになるのが怖くてとりあえずシワになりやすいものを優先的にクローゼットにかけたが。これだけでクローゼットはぱんぱんだ。シワになりにくそうな分厚い素材のものや小物類はどうしたものか。というかもっと持ってくるつもりだったのでこの程度に押さえておいてよかった。髪飾りや小物類はお気に入りのものを厳選して出す。
そうしたら思っていたよりも収納できた。散らかってもいないし。あとのものは仕方ないとりあえずの間はトランクの中にいれておこう。トランクは検知不可能拡大呪文がかかっているのでしわになりにくいし。
そして重たそうな書籍類だが教科書やお気に入りの本を何冊かだけ本棚にいれることにする。流石にこの重さに無言呪文は無理だ。
というかこんな基礎的な魔法とはいえ無言呪文使えるのすごくない??偉くない?
小さいときに努力しておいてくれてありがとう、私。
「Wingardium Leviosa(浮遊せよ)」
そう唱えて本棚にまとめて突っ込む。ただでさえくたくたの体なのでなかなかに疲れる。
「あら、その呪文使えるの?」
「…ええ!これ便利でしょう?」
横から話しかけられると思っていなかったため一瞬、間が開く。そう応え
ながらするんするんとトランクから出される本にハーマイオニーが不思議そうに首を傾げた。
「よくそんなに小さなトランクに物が入るわね?」
「このトランク、検知不可能拡大呪文がかかっているのよ」
「検知不可能拡大呪文?」
「ええ、本来より広くなってたくさんの物が入るのよ。物によっては人とかもね」
「…それって危険じゃない?」
「そうかしら?…そうかもしれないわね。確か魔法省で許可されたものにしかかけられないもの。まあ、何にせよ便利な魔法よ。機会があれば自分でかけられるようになりたいわ。」
「私もかけられるようになりたいわ!」
「あら、じゃあ次の休みにでも呪文の書いた本を持ってくるわ。一緒に練習しましょう…内緒でね?」
「まあ!」
ふふふと秘密を共有するみたいに笑いながら約束をする。
***
さてさて、おおかた荷物の整理のついたし着替えて寝ようと思い荷物を漁っているとあることに気づき背中に冷や汗が流れる。
まずいことがおこってしまった。
薬がないのである。私にはなぜか持病がある。どんな持病かは謎だし発症した覚えはないが。この身体の正規の持ち主ではないから曖昧なのだろうか。
にしてもまずいな、発症を遅らせるための薬らしく数日ぐらいなら飲まなくて良いとはいえ学校でもちゃんと飲むようにと念を押されていたのに。
忘れ物ないかと聞かれたけど大丈夫って返しちゃったしなー。入れたとばかり思っていた。
なぜか梟小屋ではなく部屋にいたアンジュにとりあえず手紙を渡し、同室の子らに断りを入れてから窓をあけた。
飛び立った可愛いMy梟に無事に届けるんだよー、と思いながら見送る。羽毛以外のもので出来ているアンジュの羽は月光をよく反射していた。さて今夜は薬を飲むのは諦めるか~と思い同室の面々に「おやすみなさい」と告げ、ベッドに転がるとすぐに眠りに落ちた。
部屋の扉を開き足を踏み入れる。部屋を見渡し、やけに手狭だな、と思った。
けれどこの広さに既視感があるな、とも思って気づいた。マルフォイ邸での私の部屋と同じくらいの広さなのである。
両親は本当に過保護かつ非常に甘いからこの部屋と同じくらいの広さの部屋に私を暮らさせているのである……。
いや、改めて考えるとヤバイなあの二人。
このままじゃまともな価値観とおさらばすることになる。まともな人間に育たなかったらどうしよう。
……もう遅いなんてことはないはずだ。
中に入ると私以外の3人_ハーマイオニー、ラベンダー、パーバティが居た。なるほど、ハーマイオニーと同じ部屋か。
「初めまして、Ms.ポッター、私はパーバティパチル。気軽にパーバティとでも呼んで」
パーバティが私に話しかけたのをかわぎりに自己紹介が始まる。
「私はラベンダー。ラベンダーって呼んでちょうだい!」
「私は…ハーマイオニー・グレンジャー。好きに呼んでくれて構わないわ。」
「私わたくしは、ミッシェリーナ・ポッターよ。ミッシェルとでも呼んで下さる?もちろん、ミッシェリーナでも構わないけど」
私がそう告げるとばらばらに「わかったわ」とかえってくる。自己紹介も一段落すると少しの沈黙が落ち、気まずげにラベンダーが肩をすくめた。
「あー……自己紹介も終わったし荷解きでもする?」
「ええ、そうね。どのベッドを使う?私わたくしはどこでも構わないけど何か希望でもあって?」
「私…手前が良いわ。」
「私はその隣……ミッシェルは奥の……窓際にしたら?ほら……星が綺麗に見えるし……」
私の横になりたくないという気持ちがひしひしと伝わってきた。
「ハーマイオニーはどこが良いかしら?」
「私は……どこでも良いわ。余っているところで……」
「そう、なら私は奥にするわ。貴女は私の横になさる?」
「ええ」
「では、荷解きをしましょうか。私わたくし、早く寝たいわ」
長い間汽車で揺られていたためくたくただった。同室の3人もそうらしかった。もくもくと荷物の解体が始まる。お腹も膨らんだことだし早く寝たくて重たげな瞼をさすっていた。
ベッドに近づくと赤と黄色のネクタイと赤のラインの入ったベストが置いてあった。黒のネクタイは記念にとっておこう。
さてさて、早く荷物の解体をせねばとトランクを開きぴゅーんひょいとイメージしながら杖を動かす。みんな大好きレヴィオーサである。
ひゅんひゅんという音とともに学用品や服が棚に収まる。
お母様が昔、浮遊呪文を教えてくれていたおかげである。発音が結構難しいのでぶっちゃけこの魔法は無言呪文の方が成功率は高い。
……とはいえ本などの重いものには不向きだが。大量の教科書や趣味の本の前で唸る。
まず第一に全部入りきるのだろうか。服はシワになるのが怖くてとりあえずシワになりやすいものを優先的にクローゼットにかけたが。これだけでクローゼットはぱんぱんだ。シワになりにくそうな分厚い素材のものや小物類はどうしたものか。というかもっと持ってくるつもりだったのでこの程度に押さえておいてよかった。髪飾りや小物類はお気に入りのものを厳選して出す。
そうしたら思っていたよりも収納できた。散らかってもいないし。あとのものは仕方ないとりあえずの間はトランクの中にいれておこう。トランクは検知不可能拡大呪文がかかっているのでしわになりにくいし。
そして重たそうな書籍類だが教科書やお気に入りの本を何冊かだけ本棚にいれることにする。流石にこの重さに無言呪文は無理だ。
というかこんな基礎的な魔法とはいえ無言呪文使えるのすごくない??偉くない?
小さいときに努力しておいてくれてありがとう、私。
「Wingardium Leviosa(浮遊せよ)」
そう唱えて本棚にまとめて突っ込む。ただでさえくたくたの体なのでなかなかに疲れる。
「あら、その呪文使えるの?」
「…ええ!これ便利でしょう?」
横から話しかけられると思っていなかったため一瞬、間が開く。そう応え
ながらするんするんとトランクから出される本にハーマイオニーが不思議そうに首を傾げた。
「よくそんなに小さなトランクに物が入るわね?」
「このトランク、検知不可能拡大呪文がかかっているのよ」
「検知不可能拡大呪文?」
「ええ、本来より広くなってたくさんの物が入るのよ。物によっては人とかもね」
「…それって危険じゃない?」
「そうかしら?…そうかもしれないわね。確か魔法省で許可されたものにしかかけられないもの。まあ、何にせよ便利な魔法よ。機会があれば自分でかけられるようになりたいわ。」
「私もかけられるようになりたいわ!」
「あら、じゃあ次の休みにでも呪文の書いた本を持ってくるわ。一緒に練習しましょう…内緒でね?」
「まあ!」
ふふふと秘密を共有するみたいに笑いながら約束をする。
***
さてさて、おおかた荷物の整理のついたし着替えて寝ようと思い荷物を漁っているとあることに気づき背中に冷や汗が流れる。
まずいことがおこってしまった。
薬がないのである。私にはなぜか持病がある。どんな持病かは謎だし発症した覚えはないが。この身体の正規の持ち主ではないから曖昧なのだろうか。
にしてもまずいな、発症を遅らせるための薬らしく数日ぐらいなら飲まなくて良いとはいえ学校でもちゃんと飲むようにと念を押されていたのに。
忘れ物ないかと聞かれたけど大丈夫って返しちゃったしなー。入れたとばかり思っていた。
なぜか梟小屋ではなく部屋にいたアンジュにとりあえず手紙を渡し、同室の子らに断りを入れてから窓をあけた。
飛び立った可愛いMy梟に無事に届けるんだよー、と思いながら見送る。羽毛以外のもので出来ているアンジュの羽は月光をよく反射していた。さて今夜は薬を飲むのは諦めるか~と思い同室の面々に「おやすみなさい」と告げ、ベッドに転がるとすぐに眠りに落ちた。
