花のような君へ
「あんた、頭に花咲いてるぞ」
「え?わ、ありがとうございます!私、今日は校舎から出てないんですけど、どこでついたんでしょう」
「朝からついてた」
「はい?」
「ずっと視界にはあったんだがな」
「だったらどうして教えてくれないんです!?」
「だから、今言ったろ」
「遅すぎます!何時間放置してくれたんですか!」
「…あんたにぴったりだと思って」
「その台詞には、そこはかとない悪意を感じますね」
「気のせいだよ」
「だと良いんですけれど!」
今年の春は、やけにムズムズするから
花粉症が発症してしまったのかもしれない
拍手御礼
「え?わ、ありがとうございます!私、今日は校舎から出てないんですけど、どこでついたんでしょう」
「朝からついてた」
「はい?」
「ずっと視界にはあったんだがな」
「だったらどうして教えてくれないんです!?」
「だから、今言ったろ」
「遅すぎます!何時間放置してくれたんですか!」
「…あんたにぴったりだと思って」
「その台詞には、そこはかとない悪意を感じますね」
「気のせいだよ」
「だと良いんですけれど!」
今年の春は、やけにムズムズするから
花粉症が発症してしまったのかもしれない
拍手御礼
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