スカイブルーにひとひらの

 ◇◆あとがき◆◇
時間が流れるのは怖いけれど、春が来るのは多分、嬉しい。
でも、周りが春になっても、自分だけ冬のままみたいに感じて、置いていかれるみたいで、ちょっと寂しい、かもしれない。

まだ書くのかと呆れられそうな、火澄と桜の話でした。
火澄は桜みたいな男の子だなぁ、ともう何年も言い続けていることを、今年も書いています。
彼はずっと、ソメイヨシノのイメージだったんですが、河津桜もアリかなぁ、と思い立ったのです。
ひよのさんが、ちょっと火澄に優しすぎたかもしれませんが、春の訪れに気持ちも柔らかくなっていたんでしょう。


20110322.ふみ綾奈
2/2ページ
スキ