竹内理緒
【け】
大好きな友達と、ケンカした。
きっかけは、些細な事。
くだらなすぎて、何だったか分かんなくなっちゃったくらい、ささやかな。
一言、謝れば良いんだろうけど、何に対して謝れば良いのかも分かんなくて。
何事もなかったかのように、接してみようか。
でもそれで、余計に怒らせちゃっても困るしなぁ。
「あれ?理緒、お前もかよ。何、唸ってんだ」
「はぅ~こーすけくんっ…お前“も”って?」
「さっき、亮子も同じ顔して唸ってたんだよ。どーかしたのか?」
…な~んだ。
「ありがと、こーすけくん!たまには頼りになるよね」
「何だそりゃ。たまには、は余計だ」
あはは、と笑って亮子ちゃんを探しに行く。
とりあえず、何を唸ってるのか聞いてみよっと。
大好きな友達と、ケンカした。
きっかけは、些細な事。
くだらなすぎて、何だったか分かんなくなっちゃったくらい、ささやかな。
一言、謝れば良いんだろうけど、何に対して謝れば良いのかも分かんなくて。
何事もなかったかのように、接してみようか。
でもそれで、余計に怒らせちゃっても困るしなぁ。
「あれ?理緒、お前もかよ。何、唸ってんだ」
「はぅ~こーすけくんっ…お前“も”って?」
「さっき、亮子も同じ顔して唸ってたんだよ。どーかしたのか?」
…な~んだ。
「ありがと、こーすけくん!たまには頼りになるよね」
「何だそりゃ。たまには、は余計だ」
あはは、と笑って亮子ちゃんを探しに行く。
とりあえず、何を唸ってるのか聞いてみよっと。
『けんか』