もしうちの子が吸血鬼だったらというネタ。
落ちディーノは変わらず。



吸血鬼スクの設定。
まず、吸血鬼は突然変異。
親も祖先もそんな人間はいなかったのに、スクだけがおかしい。
髪の色は真っ白で、目は銀灰色なのに時おり血のように赤く光る。
小さい頃は陽の下でも活動できたし、血も吸わなかったのに、成長するにつれて少しずつ陽が苦手になり、血を吸わなければ動けないようになっていく。
血が足りなくなると、瞳が真っ赤になって酔っ払ったように我を失い、見境なく血を吸おうとする。
それは本人の意思ではないし、殺すほど血を吸うことも無かったが、それでも気味悪がられて子供の内に捨てられ、その後も各地を転々としながら放浪する。
悪いこともたくさんしたし、生きるために体を売ることもあった。
そしてある日、血も足りなくなり、帰る場所もなく、深夜の道で倒れて死を待つしかないスクと、たまたまそこを通ったディーノが出会う。
手を差し伸べるディーノ。
だがディーノの姿が美味しそうな餌にしか見えなくて、スクは思わずその首筋に齧り付いた。
結果吸血鬼であることがバレるが、ディーノは怖れず、必死で謝る彼女を憐れみ、腹を空かせた彼女に血を提供。
そして貧血で倒れる。
何とか夜明け前までにキャバッローネにディーノを運んだスクは、そのままキャバッローネに留まることとなったのだった……。


「……お腹へった。」
「はいはい。」
「……吸っても良いか？」
「良いぜ。」
「……ごめんな。」
「良いんだよスクアーロ。
オレが好きでやってることなんだから。」
「……ごめん。」
「スクアーロが謝る事ないだろ。
大丈夫、大丈夫だからな。」

みたいな二人ズブズブ共依存関係になっていくのを草葉の陰から見守り隊。
実は一番始めにドはまりしたファンタジーのシリーズものがダレン・シャンで、吸血鬼とかスッゴいキュンキュンするんですよね。
唾液で傷が治るとかそれなんて俺得ダレン・シャン氏は萌えを心得ていらっしゃると思います。
敵同士の仲良しだった双子とか親友同士が争うとか私を萌え死にさせようとしているのか。
だから入れたい、唾液で治癒設定。
スクアーロがディーノの傷ペロペロすんのもくっそ美味しいですがそんな能力ないのにスクの傷口舐めて治そうとするディーノさんとか書きたい見たい愛でたい。
あとディーノさんはちょっとヤンデレになるくらいが良いかなとも思います。
スクに対して支配的な欲求を持っていたり、オレがいないとスクは生きていけないとか平気で言い出したり、逆にスクはそれを受け入れているのが私としてはディモールトベネなのですよ。
そう言えば吸血鬼伝説って色々ありますけど、太陽ダメ、十字架ダメ、にんにくダメ、以外にも確か色々ありましたよね。
心臓を杭で貫かないと死なないとか、川が渡れないとか、鏡に姿が映らないとか。
コウモリになったりとかも出来るんですかねぇ……。
でもこの設定だとただの突然変異ですし、にんにく十字架は平気そうですね。
あってにんにく苦手とかその程度。
むしろ体は弱そうなイメージ……杭で貫かれたら普通に死ぬし(´・ω・`)とか言う感じ。