Vista mare con te

【ルッスの苦労】

「ちょっとぉ!何よこの書類の量!!山……っていうか壁!?」
「それ、隊長の1日のノルマなんで、頼みますよ、ルッス姉さん」
「それでも隊長、昨日の内にだいぶ書類片していらっしゃったので、少ない方ですよ」
「あの子化け物!?……っていうか、今日は何か人が少なくないかしら?スクちゃんいないからって、サボってんじゃないでしょうねぇ!?」
「うちの部隊に仕事をサボる余裕があるとでも?」
「皆、隊長が休暇中に他マフィアに襲われることがないよう、雑草駆除、に行っております」
「あんたらのそのスクちゃんに懸ける情熱はなんなのよぉ~!!」

ルッスーリアの絶叫をBGMに、雨部隊の仕事は淡々と進められていったのであった。




【へなちょこは休まない】

マッサージ店にて……
「いてっ!ズボン引っ掛かって転んだ!」
「ディーノ様……本日ロマーリオ様はいらっしゃらないのですか……?」
「え?オレとアイツだけだけど」
「そ、そうですか……(備品壊されないように用心しなくては)」


服屋にて……
「スクアーロ着替えたかー!?」
「まだだっつってんだろぉが返事聞かずに開けようとすんなカス!」
「あ、ごめん……」
「す、スゴい……うっかり開けられる事を予想して既にカーテンを押さえてる……」


広場にて……
「っ!スクアーロ……!」
「え、ちょっとお兄さんコーヒー落としましたよ……って、気付かないで行っちゃったよおい。……あ、転けた」


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