戸惑い

上空のレベル2たち
「なあ、時々傷が増えてんだけどこれなんだろうな!? 攻撃されてねぇのに」
「知るか、大した傷じゃねーし、問題ねーだろ」
「確かにそうだな」
「まだまだいくよ~ん」

船に徹底的に攻撃がかかる 渦に呑まれる船では逃れようもない

ミ「リカバリーが追いつかないほどダメージを受けてるんだわ」

船員にも次々と攻撃が当たる

船員1「ぐぁっ!!」

船員2「あ"あ"あ"」

再びミランダを庇う船員

ミ「皆さん!どうして、、、!」

船員1「時間が戻ったら体に毒が回って終わりですから」

ミ「でも!」

船員2「海の男はこんなとこでへばってないですぜ」

ミ「でも.....!!」

船員が死ぬのが耐えられないというような顔のミランダ

フ「ミランダさん!私だけリカバリーの対象外にできませんか!?」

ミ「え!?」

フ「私は受けた攻撃をそのままAKUMAに返せるのですけど、攻撃を受けるとすぐ回復してしまうので、AKUMAにダメージが少ないのではと」

ミ「この船全体をリカバリーしているからそれは難しいわ....!」

フ「そうですか…
ではラビさんの伸で攻撃をそのまま受けれるようなところまで上がってもらわなくては...!?」

そういった時ちょうどラビが攻撃に当たり落ちていくのが見えた
フ「!!!」

ミ「ラビ君!」

クロウリーがラビを追って落ちていく
少し静寂が続いた後、クロウリーがラビを抱えて海から出てきた!

ク「ふう、生き返った 毒が体に回る前に飲めば毒を吸い出せるようだ ごちそうさま」

ラ「えっ....(汗) うわっ なんかショック....」

首元を見ると二つの傷跡があった
ブ「バカモン、お前らいつまでグズグズやっとるか!! さっさと敵を倒さんか!このボケ!くずが!!!
お前らよりずっと年下のフェイン嬢の方がよほど貢献してるわ!」

ク「くっ、この私に向かって...」

ブ「なぜ木判を使わんのだ、ラビ!」

ラ「あっ そっかその手があったさ
あぁ俺ってなんて馬鹿なんかな」

ブ「どバカが!」

ラ「言い過ぎだぞ、パンダ
クロちゃんちょっと耳貸して」

ブ「全二匹してバカとはやっておれんわ マジ、付き合いきれん」

ラ「OK?クロちゃん」

ク「うむ、なるほど だがこの不安定な足場でできるか...」

ラ「できなきゃ、このままぼっちゃんさ」

ク「はっ、なんとも無様な死後だ」

ラ「リナリーが戻ってきた時、船がないんじゃ格好がつかねぇ
踏ん張ろうぜ!」

すると突如船が元に戻った

ラ「うわっいきなり船が浮上した?なんで」

ク「好都合」

ブ「いけ!ラビ!!やつらを叩き落とせー!」

ラ「いえっさぁ!てああぁぁ 満!木判!
天地盤回 木判!」

ブ『自然物限定に影響を及ぼし操作する。ラビのイノセンスの持つ特殊系で、基本的に攻撃力はない。』

ラ「雲よどいてくれ!」

天判が上空にまで届き、雲を取り去って綺麗な月が見えた
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