戸惑い

ミ『あ、あれ?船直していけなかった?
新入りのくせにでしゃばって引かれてるんだわ!』

突然海に飛び込むミランダ
ウォ「何やってるんですか!」

ミ「ほっといて!私のことなんかほっといて~!!
ぶくぶく」

フ「ミランダさんってこんなに突然危ないことする方だったのですか?」

ラ「あっやばい、沈んでる」

ブ「よし、行け!ラビ」

ラ「え!?オレ」

海に押し出されるラビ
ラ「どぅえぇっ!?き、傷口にしみる~!!! ブクブク」

ブ「あり?まずかったかの?笑」

まあなにはともあれこの後2人は海から引き上げられて出航することになった
マ「出航!!」

船は再び動き始め、エクソシストは船内に籠っていた
ラ「軽くて、動きやすいさぁ!」

ジャンプして新しい団服を体感するラビ

ミ「最新の団服ですって みんなもうボロボロだから渡すようにって頼まれたの
少しでもみんなを守ってくれるようにって室長が仰ってたわ」

フ「ありがたいですわ
それにしても、こんな風に一緒に船に乗るなんて」

ミ「あら、私のこと覚えてくれてたの?
あ、ありがとうフェインちゃん…
「っかり活躍してるみたいで、私なんかと比べて頼もしいわ…」

フ「私はまだまだです
ミランダさんだって凄いですわ、船を元通りにするなんて」

ミ「ううん、そんなこと…」

そう言いながらリナリーにタオルを持っていく
リナリーはやつれた顔で虚ろな目をして遠くを見ていた

ミ「リナリーちゃん....」

ブ「心の整理がつかんのだろう リナ嬢は昨日小僧のそばを離れたことを後悔しておる
自分を責めておるのだ....」

しばらくの沈黙が流れた後、いきなりガラスを割る音が響いた
ラ「いいかげんにしろよ、しょうがないことだったんさ」

ガラスを割ったラビが言う
ラ「俺らは昨日必死に戦った どうしても助けられなかったんだよ!
戦争なんさしょうがねェだろ、諦めて立てよ!!」
リナリーの目が一瞬開き、涙を流した

ク・ブ「泣かした...」

4人が白い目でラビを見る
ブ「すまんなぁリナ嬢 これはきつーくお仕置きしとくから」

ラ「ぎ、ぐああぁ」
手を緩めラビの耳元で独自の言語で話しかけた
8/35ページ
スキ