戸惑い

フ「!?なんですの!?」

ブ「気にせんでも良い」

そう言われて向こうを見てみると、ラビとアレンの姿が見えた 何か言い争っているようだ

フ「AKUMAがいたのですね..」

イノセンスを発動しているのを見てつぶやく
ブ「...」

ブックマンとクロウリーは残り少しのプーアル茶を楽しんでいた
リ「二人ともどいてー!」

リナリーがティムキャンピーをくわえた猫を捕まえて、上から飛んできた
リ「まだ胃袋に入ってないわよ!」

そう言って猫からティムキャンピーを取り上げる 猫は慌てて逃げていった

ア「お前も気をつけろよな、ティムキャンピー」
ふぅ、とため息をつくティムキャンピー

ア「ティム...」
あまり反省していないようだ

そこへフェイン達が来る
ブ「AKUMAが...急いだ方がいい」

ラ「だから言ったんさぁ!!」

リ「でもどうして急に?」

フ「AKUMA…がいるということは、向こうも…
クロス元帥が中国にいるのを知っていて、狙っているかもしれないということかと思いますわ」
『AKUMAさんと言うところでしたわ、危ない...』

ブ「その通り」
『王女とだけあって情報処理が早いな、この中ではわしに続く頭の回転じゃろう』

ア「分かりました、早く行きましょう!」
夜にクロス元帥がいるという街に着き、聞き込みすることになった
アレンが似顔絵を持って屋台方のまんじゅう屋さんを尋ねると

男「ああ、知ってるよ~!赤髪の仮面をしたやつだろ
あと十個饅頭を買ってくれたらどこにいるか教えてやるよ~ん!」

ア「!!?! ください!!*#@*※&$☆µ」
と慌てて追加10個購入して聞き付けた情報を元に集合して、お店の前までやってきた
リ「ここのお店の女主人にできた、最近の恋人がクロス元帥?」

ア「ええ、なんて師匠らしい情報かと....」

ラ「しかし、派手だなぁ」

ア「この港じゃ一番のお店らしいです」

ラ「でも、俺たちついにクロス元帥を見つけたんさ 」

ブ「長かった」

ク「正直疲れたである」

リ「見つかってよかった...」

フ「長い旅でしたわね」

ア「見つけてしまった...」

それぞれが疲れた顔で呟いた
マ「こら待て、うちは一見さんとガキはお断りだ。さっさと失せろ!」

ア「(ガタイが)デ、デカい...!」

ラ「てか嘘、胸がある....」

マ「ふん!」と拳を合わせる

ア「ご、ごご、ごめんなさい!!」

ラ「@*µ#女ぁ!」

ク「逃げるである!」

ずん、とガタイの良すぎる女性がラビとアレンの胸ぐらを掴み軽々とあげた!
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