長旅

紙飛行機を 広げて見るとそれぞれこのようなことが書いてあった

「ルル=ベルさんへ
今回はミミさんを仲間が壊してしまったことお詫び申し上げます。

ミミさんからあなたについて少しばかりお聞きました
あなたのことを話すミミさんの様子は、本当に嬉しそうで決意に充ちていて素晴らしい関係なのだと先程も傍から感じておりました。

それなのに今回は本当に申し訳ございません...もうどうしようもないことといえ言葉につまります

私は敵ですし 、AKUMAさんを少しでも減らし魂を救うのが仕事です
でも今回ばかりは本当にその必要があるのかと思ってしまいました

もう戦うことがないことを願っています、本当に申し訳ございませんでした
とあるエクソシストより」

「初めてまみえる方へ
もしかすると…あなたが千年伯爵さんでいらっしゃるのでしょうか

今ルル=ベルさんは親しかったAKUMAさんを失って喪失感を抱いていらっしゃいます
どうか少しばかり静かな時間を...

私は敵ですが、今回のことで少し心が揺らぎます
申し訳ないことをしたと
エクソシスト失格かもしれませんがあなたと戦う日が来ないことを願います
とあるエクソシストより」

千「ルル=ベル、辛い思いをしたようですネ
でもAKUMAはたくさんいますカラまた気に入るのを選びなさイ♡」

ル「.....はい」

千『それにしても変わったエクソシストがいるもんデスネ
しかも醜い子羊のくせにいい紙を...まったく小生意気ナ!』
「さァ帰りましょルル=ベル」

そう言って方舟に消えていったのだった
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