長旅

リ「あああぁぁぁ!」

フ「リナリーさん!」

地面に投げ出されるリナリーとメイリン
ル「1つの綻びが他の綻びを呼ぶ」
『しかしあの黄土色のエクソシストも見る限り厄介だ
あいつからは攻撃をしにいっていないのに確実にAKUMAが破壊されていく』

メ「リナリー、フェイン、アレン...」

ルル=ベルさんの合図でアレンに向かっていたレベル2がメイリンのところに迫ってくる

リナリーが防ぎメイリンを抱える
ルル=ベルさんの触手が迫るがフェインが2人の盾になる
フ「うあ!っっ!」

攻撃がルル=ベル様に返り、触手で打ったところが痛くなる

ル「なに!?くっ」
『どうなっている?見えない速さで攻撃されたのか?!』

その間にレベル1がリナリーとメイリンを攻撃する

メ『予知と同じ...これを防がないといけなかったのに…
あたしに力が足りないせいで!体が動かない...
リナリーと一緒に戦うって決めたのに。AKUMAから人々を守るためエクソシストになるって決めたのに!
役に立つどころか、足を引っ張るだけなんて....!』

それぞれ後ろに後退させられ、開けた硬い土に放り出される

ル『AKUMAのほとんどを失ったけれど、全て作戦通り
これで終わり』

ル「はっ!」

触手になった手を体で勢いをつけてメイリン目掛けて攻撃する

メ「!」

打たれたと思ったメイリンだが、フェイン、リナリー、アレンがそれぞれ触手を握りメイリンに当たらないように防いだ

3人ともそれなりにダメージを受けているが、立ち上がる
ル「無駄なことを ふっ!」

触手を引き3人が地面に叩きつけられる

ル「まとめて消してあげる きっと主も喜んでくれるはず」

そう言って触手をAKUMAに巻き付けコマのように離した!

高速回転しながら近づいてくるAKUMA
メ「アレン右!リナリー上!フェイン後ろ」

結果的に攻撃がしやすくなり、バランスを崩したAKUMAはリナリーに蹴りあげられた

そのAKUMAの頭にルル=ベルさんの触手が突き刺さる
ル「!」

リナリーがAKUMAを破壊し爆発に包まれた
ア「動かないでください」

アレンがルル=ベル様の背後に周り、爪型にして脅す

メ「よかっ、た...」

フ「メイリンさん!」

リ「限界を超えてるのに、それでも力を使って私たちを...」

メイリンをそっと抱く
ア「おしまいです」

ル「そんなことないわ あなたは私の力を知らない」

と不敵に微笑む

ア「力?」

とその時
ミ「ルル=ベル様ー!」

上空のかなたからドラゴンの姿をしたミミさんが飛んできた!
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