長旅

ア「AKUMAがきます!」

フェインとアレンが対抗する
気を取られているとリナリーの腕に白い触手が絡みついた!

リ「誰!」

そういって見た先にはルル=ベル様が
手を触手に変えて立っていた

皆、ボスフォラス海峡の街で見た時のことを思い出す

フ「あの時からずっとつけていらしたのですか...!
前に分断された時も策はあなたが練ったのですね?!
ルル=ベルさん!」
アレンとリナリーが驚く

ル「…さぁ。その子の体力はもう限界
せっかくの能力も使えなければ恐るるに足らない」

ア「まさかメイリンにわざと能力を使わせて能力が使えなくなったころを狙って...!」

ル「その子のイノセンスはいただくわ」

リ「メイリンもイノセンスも渡さない!」

ル「...はあああ!」

触手になった腕を振り上げ、一気に振り降ろす
リナリーの体も浮き上がり地面に叩きつけられ、背中から激しく打った

リ「あぁぁ!」

ア「リナリー!」
アレンの前には別のAKUMAが邪魔をする

双子のような1つ目に体の両脇から刃が1本ずつの2体AKUMAがリナリーとメイリンに襲いかかる

リナリーはメイリンを抱えて横に転がって回避した

フェインが2体の前に立つ
フ「起きて」
と言った直後 AKUMAに体を横に2つにして切られた!

リ「!フェイン!!!」

フ「大丈夫ですわ」

上半身だけで答えるという異様な光景

次の瞬間2体のAKUMAは爆発

煙が晴れるころにはフェインの姿は元に戻っていた
リ「発動 メイリンは私が守る!」

ル「そう? なら!」

と再び地面を触手で打つ

別のAKUMA達が再び襲ってくる

フ「私もいますわ」

それぞれが戦う中で剣のようなAKUMAを攻撃した時に触手に当たり、自由になる

ふいに死角を狙われ攻撃される寸前アレンが破壊
ア「リナリーがメイリンの守りに集中できるようその分僕が!」

息付く間もなくAKUMAが立ちはだかる
フ「アレンさんはレベル2を!1は私で対処します」

ア「助かります!」

しかしそれでもAKUMAに囲まれてしまい追い詰められる

リナリーが着地したところでルル=ベルさんの触手が鞭打ち
バランスを崩したところでレベル1が撃ってくる!
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