長旅

クロウリーが先に目覚め、続いてアレンが目を覚ます

ア「ここは...?」

リ「ラサ。チベットの都よ」

ラ「2人があんまりにも遅いから探しに出たらティムキャンピーが飛んできて、俺たちを2人のところまで連れて行ってくれたのさ」

ア「ティム...はっクロウリーは!?」

ク「ここである」

ブ「クロウリーは命の恩人じゃ
最後の力を振り絞って雪の中から脱出してしなければ今頃凍死しておったじゃろう」

ア「クロウリー...そのなんて言ったらいいか...」

ク「別に家族として当然のことをしたまでである...////」

リ「このベットはフェインが用意してくれたのよ」

ア「フェイン....」

そうやって見てみるとフェインが隣で寝ていた
ア「寝てる...?まさかリナリーたちの方も何かあったんですか!?」

ラ「何もないさ」

リ「長旅で疲れてるから、私達を待ってる間に寝ちゃったみたい」

ア「そうか…でもそうですよね
僕達よりもずっと小さいし、ペースも早いかも…」

リ「そういえば分断されたり、自分のことで大変だったりしたけどフェインも大変だよね…
今まではお姫様として過ごしてきただろうし…」

ラ「そうさな、色々常識なんかも違いそーだし」

ブ「身長のデメリットに加えて、環境的・心理的負担じゃな」

ラ「しかしそこまで大きく体調を崩すことがないのを見ると、入るまでの間にかなり鍛えられたんさね」

ブ「なるほどな」

リ「フェインの対応とかのお陰でサービスしてもらったりっていうこともあったわ
本当に私達より小さいのに頑張ってくれてるよね」

ラ「ま、オレとリナリーの荷物のせいもあるかもしれねえけどな」
おどけた調子で言う

リ「ラビったら ふふふ」

フ「ん....あっ皆さんいつの間に!」
「すみません、寝てしまっていたんですね」

ア「気にしないでください! 僕たちももう大丈夫ですよ」

フ「無事で何よりでした…」

リ「また、これでまたみんなで旅ができるわね
今日はゆっくり休んで、明日また出発しましょう!」
各々返事をして就寝した
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