長旅

その様子を双眼鏡で眺めていたミミさんも「どっちがルル=ベル様?」と困っていた

フ「追いつきましたね!」

ラ「フェイン今から伸を解くから着地の体制整えといてな」

フ「分かりました」

ラ「ほんとどこまで行くつもりさぁ?」

A1「なっ...」

満にした鉄槌をさそりのAKUMAに振り下ろす

AKUMAは地面に潜りながら逃げるためモグラ叩きのようになっていた

フ『地面が大きな穴だらけ..誰かが見つけたらニュースになりそうですわ』

ラ「いつまでもモグラ叩きしてても仕方ないさぁ」
「少々手荒いが、、マル火!」

A「ぎゃあああああ!」

AKUMAの声とともに中に閉じ込められていたリナリーが出される

すかさずラビが抱きかかえ、飛び上がり
ラ「もういっちょ、直火判!」

AKUMAも無事倒し、2人は木陰でリナリーが起きるのを待つことにした

リ「ん...ラビ..アレン君とクロウリーは?」
しばらくして目が覚めたリナリー

ラ「まずは仲間の心配ってことはこっちが本物のリナリーさぁ」

リ「はっ そうだ2人を助けなきゃ!」

勢いよく起き上がるも痛みが走る

フ「大丈夫ですか!?」

ラ「あのさそり女に刺されたさ!?体に毒が...」

リ「で、でも早く助け…なきゃ」
グラッ

ラ「まずは毒をなんとかしないと ブックマンから応急処置くらいは習ってるからな」

リ「ありがと..ううっ」

ラ『こっちが本物のリナリーってことは...』

フ「ということはアレンさんたちの方はリナリーさんそっくりの誰かということになりますね」

ーーーその頃のアレン達ーーー
蜘蛛のようなAKUMAと洞窟で対峙し、クロウリーが相手をした

その間にアレンがリナリーを助け、目を覚ましたリナリーに声をかけていた

ア「リナリー、クロウリーがAKUMAの相手をしてくれています。その間に僕たちは逃げましょう」

リ「...ええ」

その答えを聞いた瞬間アレンはリナリーと距離を取る

ア「本物のリナリーなら僕を引っぱたいていたはずです。
仲間を見捨てるなんてってね」

その間にクロウリーも戦闘を終え戻ってきた

ク「人の心を弄ぶとは許せないである」

ア「あなたは誰なんです?」

偽物のリナリーが小さく笑みを浮かべる
次の瞬間5枚の鉄板が地面に刺さり手榴弾のように煙が広がる

ア「いない...」

鈴の音が出口の方で響いたのを聞き、慌てて出る

ク「逃げられてしまったか...」

ア「リナリーに化けていたのは一体何者だったんだ…
…クロウリー」

ク「なんであるか?」

ア「ここ、どこなんでしょうね....?」
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