フェイン・キュアー

--先程の建物の上--
ミミ「ちっ逃した!火力を集中させて撃ち殺せー!」
アレンとルル=ベル様は行き止まりのところに入ってしまった!
AKUMA達が追い詰めてくる

ア「心配しないで。あなたのことは必ず守ります」

ル「なぜそんなに」

ア「あのAKUMAは僕達を狙っているんです
千年伯爵が作っていて、AKUMAを倒せるのが僕たちエクソシストです
あなたを巻き込んでしまって本当に申し訳ないと思ってます。」

ル「エクソ…シスト」

ア「エクソシストの使命は千年伯爵の野望を打ち砕き、人々を救うことです
あなたを失えば悲しむ人がきっといる、だから僕は絶対にあなたを」

次の瞬間爪を長く鋭く変えたルル=ベルさんがアレンの首元を抑えた
ア「ルル…ベルさん?」

ル「千年伯爵は私のご主人
そのお方を敵と呼ぶものは私にとっての敵」
ルル=ベルさんがノアの姿に変わり、髪の毛も金髪から黒髪へと変わる

ル「私はノアよ。」
さらにアレンの首元を押さえる

ア「う、あ。。」

リ「アレン君!!」
フ「アレンさん!」

リナリーと抱きかかえられたフェインが上から飛んできた

ア「!リナリー」

リ「大丈夫?」

ラ「俺もいるさぁ!さーて最後の仕上げさぁ、イノセンス第2解放 満、まる火、劫火灰燼 火判!」

---少し離れた建物の上---
ミミ「うぅ〜、せっかく集めた手駒がぁ!!」

ア「あなたがノア…
あのロード・キャメロットの仲間なんですか?」

フ『!そして今あそこにいらっしゃるのがノアの一族の方…
初めてお会いした…
そして、今の名前なんだか聞き覚えがあるような...』

ル「.....」
黙ったまま、路地を右へ進んでゆくルル=ベルさん

ア「待って!」

アレンがすぐ追いかけたがそこに姿はない

すると黒猫がアレンの頬を引っ掻いて
走っていったーーー

ラ「あの猫...」

結局その後ルル=ベル様を見つけられることはなく、5人は廃墟と化した宿屋に戻り朝を待った
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