フェイン・キュアー

リ「フェインこんなにたくさん届けられるなんて、すごいね!
しかも豪華で綺麗なものばかり」

フ「いざという時にしっかりと身分を示せるものを持っておくようにとの計らいのようです
こんなに持っていくのは大変ですから、ここを出る前に売るのも手ですわね

着る機会がないから困るのですけれど笑」

リ「う、売るの!? 確かにちょっと多いけど…
…あ、もし売るなら着てみたいな…なんて
ごめんね、冗談! そんなすごいのを人に着てもらいたくなんかないよね」
リナリーが焦って取り繕う

フ「うーん、すべて私への1点物で作られていますからあまり着られるサイズはないでしょうが...
これならば大丈夫でしょう」

そういって腕の半分くらいまでのショートローブをかける

リ「ありがとう。本当に綺麗ね! 装飾や刺繍も細かくて...」
感動して目を輝かせるリナリー

フ「ふふ、ありがとう存じます
上層階級の人達は皆、自分の品格を表すためにそれぞれ美しいものを着ていらっしゃいます

もし私が主催なのに貧相なものを着てしまっては、私より豪華なものを貴族の方達が着る訳にはいきません
それではお金を使わなくなり、国がさらに荒れるという可能性もありますから華美なものでなくてはならないのです。」

リ「そんな理由が…私お金があるから豪華なものを買ったりするものだとばかり...」

フ「ええ、ですから教団の服は比較的シンプルなものにしたのです!
パンツスタイルも乗馬の時以外は到底できませんから」

リ「そうだったのね!じゃあシンプルなのも意外と好き...」
楽しく会話をしていたところにAKUMAの影がカーテンに写る

ドドドドド窓が割れ銃弾が屋根のない部屋にする

フ「ネグリジェを着られる時間もありませんのね」

男子部屋も同じでそれぞれが戦闘に入った
ク「やっと食事にありつけたである」

ラ「満、満、満!」 ボン

ア「お腹が空きすぎてあんまり力が...AKUMAをなかなか倒せない」

リナリーがダークブーツでAKUMAを倒す

ア「ありがとう、リナリー」

リ「みんな無事でよかった」

ラ「あれ?ルル=ベルちゃんは!?」
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