フェイン・キュアー

リ「まだ終わってないわ」

AKUMA「邪魔すんな!!!」
ちり取りのような武器でアレンを叩きつけようとする

AKUMA「....ありゃ?」

ちり取りが穴ぼこになってアレンが見える

キィィィドォン!!

ア「ふぅ やっと終わりましたね...」

しかしまたしてもたくさんのAKUMA レベル1が頭上に...

リ「ま、また?!なんでこんなに...」

フ「とにかくやるしかなさそうですね...」

ーーーそして夜ーーー
パチパチ...と焚き火の燃える音がしている
ア「はあ、お腹空いたぁぁ」

リ「それにしてもなんであんなにたくさんのAKUMAがいたのかしら..」

フ「そうですね…」

ア「オリーブの葉っぱでも食べられるかなぁ....」

リ「ちょっとアレン君聞いてないわね...(汗)」

フ「分かる気はします
私もあんなに倒したのは初めてだったので疲れましたわ...」

ア「ごはん…」
時が過ぎアレンは寝ていた

ア「ジェリーさ..まだ食べ、ます...」

リ「アレン君、アレン君!」

ア「はぃ...?」

フ「誰か来るようですわ」

ガサッ ガラガラガラガラ...

リ「ファインダーだわ!」

ア「やったあ、ごはん!」

リ「アレン君ったら」笑

合流すると料理が作られ始め、しばらくしてシチューが置かれた
「どうぞ」

ア「いただきまーす!」
バクバク

デ「私はこの師団のリーダーのデボンと言います
大食いのエクソシストがいるとジェリーから聞いていましたが、
それは君のことだったんですね。

まるで私の若い頃を見ているようです
はい、おかわり」
にこやかに次のシチューが差し出された

ア「あ、ありがとうございます」

デ「ここに来るまでにたくさんの町や人がAKUMAに襲われていました
やつらは西へ移動しているようです」

フ「西ですか…」

デ「目的は分かりませんが、何か目指すものがあるんでしょう」

ア「僕もあのAKUMAの数は尋常じゃないと思います。」

デ「我々の部隊でも調査してみます」

デ「それにしても君の食べっぷりにはジェリーがほれぼれするって言ってましたよ」

リ「ううん惚れたって言ってたわよ」

ア「ええ?惚れられたー!?」

フ「ふふ、よほどですね
私としては野宿はしたことがなかったのでほっとしましたわ」

リ「フェインはそうよね。これからもないとは言えないけれどその時は頑張ってね」

フ「ええ、そうですね。」

デ「そろそろ夜も更けてきましたし、寝ることにしましょうか」

ア「そうですね」
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