フェイン・キュアー

~翌日~
ア「手紙出し終わりましたかー?」

フ「はい!お待たせしました」

リ「じゃあこのままスペインに向かいましょう
次の列車にしばらく乗るわ」

ア「分かりました」
長いこと電車に揺られる3人

ア「まだオリーブ畑が続くんですか?」

リ「次の駅まではずっとこんな感じみたい」

ア「もう飽きちゃいましたよ~」

リ「さっきアレン君が寝てる間に綺麗な渓谷を通ったのよ ね?フェイン」

フ「はい」

ア「ずるいですよ~起こしてくれたらよかったのに...」

リ「起こしたけどぐっすりだったんだものフフ」

フ「私は寝ている人を起こすのは苦手で...」

ア「いいなぁ...」

と、その時 ガタタン ギキキー!!
急ブレーキがかかった

ア「うわあぁ!」ドサッ

ア「大丈夫ですか?リナリー」

リ「ア、アレン君こそ...」

リナリーはしっかりと鞄でガードし、アレンは壁に手と足を伸ばすような形で踏ん張っていた

フ「お二人とも大丈夫ですか?」

フェインは斜めに身をかわしてよけたようだ

ア・リ「なんとか...」

ア「何があったんですかね」

リ「馬車が線路にいるみたいね」

車掌「ちょっと困るなぁ 早くどけてもらわないと~」

男「へぇ~すみません。すぐ どけますんで …
...お前らを殺した後にな!」

男はAKUMAになった

リ「!?AKUMA!」

ア「行きましょう!」

AKUMA「うらぁぁぁ!」

車掌「あああぁ!」
アレンがAKUMAの攻撃を防いだ
「...!」

ア「早く逃げて!」

AKUMA「なんでエクソシストが乗ってんだあ!?
まあいいこっちはこれだけいるんだからな!」
タコのような動きで離れるレベル2

リナリー「!?なんでAKUMAがこんなに...!」

フ「本当に...!」

見ればゆうに4、50ほどはいそうだ

リ「円舞霧風!」

フ「…起きて」
フェインもイノセンスを発動しAKUMA達から受けた攻撃をそのまま返し、倒している

AKUMA「邪魔すんなぁ!」

レベル2のAKUMAがハエたたきとちり取りのような手を別々に出し、アレンを押さえつけた

ア「くっ」

リ「はぁ!」
リナリーが後ろから攻撃し、アレンを助ける

ア「ありがとうございます」
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