フェイン・キュアー

部屋で手紙を書くフェイン
「親愛なるお母様お父様へ
お元気ですか。私は教団の方と任務でスペインまで来ています
近く帰れればよいなと思っております

任務はまだ大変なことはなく、ついていけています
ただ何日も歩くというのは慣れていないのでやはり疲れてしまします
長年の積み重ねがないと厳しいですね、皆さん身長も高く歩幅が広いので大変です
たくさん歩いているので身長も伸びてほしいものですわ

あと教団の人達は個性豊かで、楽しいです
今まで経験したことのないことも多くて新鮮です
お父様お母様もどうか元気でお過ごしくださいますように

フェイン」

フ『お父様達への手紙はこのようなもので良いかしら...
あとはアピスにも書きましょう』

「親愛なるアピスへ
ごきげんよう

何も言わずにだったからこの手紙を見て驚いているかしら
実は黒の教団というところに入ったからあちこちに行っているの

生活も全く違うし、見たことのないものばかりで新鮮な毎日を送っているわ

ただしばらくは戻れないかもしれないわ。
いたずらは控えてね、戻ったらお土産話もするから楽しみにしていてね」

フ『あとはユクラね』
「親愛なるユクラへ 元気かしら?教団に入ってしばらく経つけれど、毎日が新鮮よ

この間初めてお金というものを使ってみたの、初めての経験だからあれであっているのか不安だわ
行く前にそれも実践しておけばよかったわ

ところで今までは部屋に呼ばれたら食事があるのが普通だったけれど、自分で頼むものを決めて人に言ってたら料理がくるものなのね
外食というのも面白いわ

教団の食事も1回だけ食べたけれど、仲間の人によると美味しいらしいのでまた今度食べてみたいと思ったわ
また家に帰った時、色々と話すわね」

フ『こんな感じかしらね
久しぶりに宿に泊まるからシャワーも浴びたいわね』
書き終わると部屋を出て、2人と雑談をしたあと各自シャワーなども浴びて就寝した
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