フェイン・キュアー

ア「さすがですね、スーマンさん僕もあってみたいなあ

ところでフェインさん本当に足りてますか!?
もっと僕みたいに食べていいんですよ!」
傍らには山積みの皿が置いてある
お皿が足りないのか、たまに店員が回収しに来る

フ「ええ、足りていますわ
本当にアレンさんはよく食べるんですね」

ア「これくらい普通ですよ!
というかフェインさんがほんとに寄生型にしては少ないような」

リ「まだ戦ったことが少ないっていうのも理由かもしれないわ
この間は私より少なかったもの」

ア「そうなんですか!?
けど教団のジェリーさんの料理食べたらもっと食べられるようになりますよ!」

リ「ふふふ そうね、ジェリーさんのは本当に美味しいからもっと食べられるようになるかも」

フ「ジェリーさんですか?」

ア「料理長ですよ! 何でも作れるんです」

フ「まぁそうなのですね、教団でも食べてはいますから見たことはあるかもしれませんわ」

ア「帰ったらまたいきましょう!
僕ジェリーさんの作った料理大好きなんです」

リ「いいわね皆で食べたいわ」

フ「それは楽しみですわ、ここの料理も美味しいですけれどね」

ア「!すみません、お店に失礼でしたね…」

フ「お詫びに一つ頼みましょうか」

ア「やったー!何にしますか」

フ「おすすめのデザートでよいのでは」

リ「いいわね、そうしましょう」
デザートも食べ終え、宿泊先に戻るとフェインは部屋で手紙を書くということでアレンとリナリーは談笑をしていた
リ「手紙が書けるなんて羨ましいな」

ア「そうですね、普通は家族とももう連絡が取れないですよね
とはいっても教団に入る人は家族も失ってることが多いですよね…」

リ「うん…
あ、暗い感じにさせちゃってごめんね
アレン君は手紙書きたい人とかいるの?」

ア「僕ですか? うーんマザーとかに書きたいかなぁ」

リ「お母さん?」

ア「あ、いや本当の母親ってわけじゃなくて育ててくれた人なんです
たいていは元帥でしたけど笑」

リ「そうだったんだ! なんだか意外」

ア「でしょう?」
和やかな雰囲気で会話が続いた
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