このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

休暇

リナリーが監査官を前にトラウマのこともあって警戒していると、中から声をかけられた
フ「リナリーさん、私やはり疲れていて医務室まで行く元気がありませんの

なので救急箱を部屋まで持ってきてくださいませんか?」

リ「えっそんな! だったら私が抱えていくから大丈夫だよ」

フ「いえ、その恥ずかしいというのもありますが…
基本的に私は許可が出ている人以外には体を直接触られないようになっているので、抵抗感が強いのです…

ですから、なんとかお願いできませんか?」

リ『そんな…でもフェインが嫌がることを無理にするのも嫌だし…
けどそんなこと婦長が許してくれるかな?』
「分かった…婦長に頼んでみる」

フ「ありがとう存じます
そんな深い傷でもないので、本当に大丈夫ですわ

心配でしたらリナリーさんが近くで見てくれているのは構わないですから
ただ今はかなり疲弊しているので、自室で療養したいところですの」

リ「そっか、じゃあちょっと医務室に行ってくるね
説得できなくて婦長が来ちゃったらごめんね」

フ「ふふ、なんとかお願いしますわ」

ポ「私はこの場に残ります」

フ「えぇお願いします」
リナリーが部屋から遠ざかっていく音を聞きながら、自分も少しは立場を利用して振る舞えたかしらと思うフェインであった

そうしてるしばらく待っているとノックをする音が聞こえた

リ「フェイン救急箱持ってきたよ。入ってもいい?」

フ「リナリーさん、他には誰もいませんか?」
中から返事をする

リ「大丈夫、婦長には私がしっかり見てくるからって、なんとか納得してもらったよ」

フ「助かりましたわ。それでは入っていただいて大丈夫です」
ポールが扉を開けてリナリーだけを室内にいれる

リ「お邪魔するね」

フ「どうぞ」
フェインは四柱の天蓋のついたベッドに座っていた

リ「わぁ…!すごい部屋だね!素敵…
あっごめんね、辛いのによそ見しちゃって」

フ「大丈夫ですわ、気に入っていただけて嬉しいです」

リ「これが救急箱よ
やりにくかったらいつでも言ってね。替わるから」

フ「ええ」
そう言って受け取り、傷の手当をし始める

リ「そういえば…ずっと気になってたんだけど一体どうやってフェインは傷つけられたの?
ノアの攻撃は全部跳ね返すはずなのに…」

フ「あぁ…それはですね
っ…染みますね…」
傷の消毒がしみるような演技をする

フ「私はノアの能力を使った攻撃はそのまま跳ね返しますが、能力を使わずに受けた傷はそのままになるので、それに気づかれてしまって…
ですから、物理的な攻撃に変わった訳です
ガラスなどを攻撃して破壊し、その欠片が私に当たって、このように傷ついてしまって…」
31/47ページ
スキ