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休暇

ア「そういえばさ、なんでロードには敬語なの?
幼馴染なんだからフランクに話したらいいのに」
夕食も終え、部屋に戻るといきなり質問された

フ「なぜってもう10年ほどは会っていませんし、キャメロット嬢のほうが年上ですもの…
ご家族の長子でもあられますし」

ロ「え~僕もアピスみたいに接してほしいー
せめて名前で呼んでよぉ~」

ア「そうだよねぇ!
よそよそしく感じちゃうよねえ!!」

フ「アピスまで便乗しないで…
キャメロット嬢ともずっと付き合いがあったのに聞いた時教えてくれなかったじゃない

キャメロット外務大臣様がおっしゃっていたわ
アピスとは長い付き合いだと」

ア「あの時は仕方ないでしょー!
話聞いてたら教団に入るっぽいこと分かったもん!!
敵になるのに言えるわけないじゃん!」

ロ「えっアピス、フェインから聞いてたの!?
僕聞いてないんだけどぉ!!」

ア『しまった!!言ってないんだった!』

フ「そうでしたの!?」

ロ「そうだよぉ!方舟での僕の反応見たでしょ!
お互いに戸惑ったじゃん~
聞いてたら心づもりもできたのに!!」
パシパシとアピスを叩かれる

ア「ごめん!
まさか2人が戦うことになるなんて思ってもなかったから…」

フ「それはそうよね
でももしあの場に私がいなかったら…」

ロ「僕は平気だけど、フェインが目醒めることはなかったねぇ」

フ「そうですわね…
もうあんなことは2度とごめんですわ
私が活躍しないほうが平和ですもの

思い出しても胸が詰まります…」

ア「教団のほうがヤバいだろうけどさ、こっちも色々あったんだよね」

フ「えっ…?
一体どんなことがあったの?」
不安になるフェイン

ロ「ティッキーはこの間見ただろうけどまだ傷がいたんだりとかするみたいだし
デビ達は体内にまでイノセンス来ちゃったみたいでさ、たまにイラついてるよ

…それに何よりさ、スキン・ボリック、怒(ラースラ)が死んじゃったんだよ」
ご令嬢様の言葉を聞いた途端、フェインの目の前が真っ暗になった

フ「確認ですがスキン・ボリック様は方舟にいらしたどの御方でしたか…?」

ロ「最初の部屋で会った子、すごく大柄で甘党なやつ」

フ「あぁあの御方で…ぃらっしゃい、ましたか…」
声が震え涙が溢れてくる

フ「ごめんなさい、身罷られたこと存じなくて…
あぁ、そんな…っ」
借りていてるドレスが濡れないように気をつけるものの
どんどんと涙が出てくる
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