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休暇

次の日、外務大臣様とトリシア様の結婚式が行われた

今日結婚式に出る前の支度の整ったご令嬢様のお姿はなんとも可憐であった

白地で胸元もさして開いていない膝下のドレスで、薔薇のようなモチーフをそこかしこに縫いつけ、袖は6分丈の下から手首までフリルが広がっていくスタイル

そこに化粧をしてヘアセットとハーフボンネットもしてというのだから、それはもう可憐以外の何者でもなかった

フ「素敵ですわキャメロット嬢!!」
外務大臣様はご令嬢様をご覧になった途端、鼻血を出してしばらく失神なさっていた

結婚式は本式が館内で、本式後が庭でのパーティになっていた
カーテンを閉ざした窓の隙間から扇子越しに様子を見る

トリシア様は水色で装飾部分が青、ドレーンを1mほど引いたウェディングドレスだった

フ『あのような衣装ですのね、私の結婚の時に参考にさせていただこうかしら
あとは流行させたいものがあれば取り入れて着ましょう』
あの人も来ているのかと来賓の確認もした

フ「キャメロット外務大臣様は普段よりもより華やかですわね」
普段から正装なので、大きく変わるところはないが装飾品が多い

下に気づかれる前に窓を離れる

フ『私はどなたと結婚することかしら…
教団についての理解とエクソシストとして活動することの理解もあり、
AKUMAの増加にも貢献できそうな大きい家柄…
となると見つけるのも決めるのもまだまだ先になりそうですわね』

差し入れのランチを食べる
『トリシア様もお気の毒ですわね
まあ政略結婚は当たり前ですけれど…
寂しさを感じることがないといいですわね』

紅茶に映った自分を見つめ、しばらく瞑想していた

外の方から音楽や声が聞こえてくる。
座ったまま耳を傾けているとそのうち眠ってしまった

フェインは夢を見た
夢にはご令嬢様が出てらした

ご令嬢様と共に歩いていると
何やらアレン達がくるので、ご令嬢様が見つからないよう
フ「ふせてください!」
と誘導し、顔を上げると馬車が2台なくなっていた

フェインは慌ててアレン達を追いかけ、少し話す

話も終わりご令嬢様を見ると、ジャンのような男の子を追いかけている
フェインも急いでついていくと公園に着いた

ご令嬢様がその男の子を遊びに誘われた
しかしその男の子ときたらご令嬢様のお誘いを断ってしまった

その直後ご令嬢様はその子を殺しておしまいになった

その時に男の子の過去を見たらしく悔しそうな顔をなさって
立っていらした

落ち込んでいるように見受けられたので
フ「大丈夫ですか?」
と聞くと

ロ「うん…」
と悲しそうにしていらしたところで目が覚めた
気付けばもう夕日になっていた
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