帰郷

フェインに攻撃が当たる直前
次の瞬間守化縷(スカル)は真っ二つになり、Lv3も破壊された
フ「ア、アレンさん…!」

ア「許さないぞお前達」
旧方舟で移動してきたアレンが立っていたのだった

ブックマンも舟から出てくる
一気にAKUMA達が騒がしくなる

ブ「天針(ヘブンコンパス) のれ小僧!」

ブックマンを踏み台にしてアレンが一気に攻撃を仕掛け、破壊する
その間にフェインは守化縷の阻害を計る

ドン ババババ!!
守「騒がしっ」

ル「守化縷(スカル) まだ時間はある
できる限り改造を続けなさい
「卵」を方舟に入れたら退く

アクマ達 それまでエクソシストを押さえろ
私の仕事…主人(あるじ)の「卵」は渡さない」

守化縷が科学班の4人ほどを守化縷(スカル)として起動させる

ア「やめろ!!」
退魔の剣で引き下がらせようとするもLv3に阻まれる

道化ノ帯(クラウンベルト)で一掃するも、すぐに襲われる

A「もらった!」
アレンの頭を掴んだその時

ブ「天針(ヘブンコンパス)!!
間に合ったか 小僧…」

ア「ありがとう、ブックマン
!!!ブックマンッ」

ブ「アクマの能力に、当てられたようじゃ…今のが最後
指がかとうて(固くて)動かん」
パキパキパキと石に覆われていく

ブックマンに気を取られている背後に合体型のAKUMAが現れ
さらに複数のLv3がアレンを掴み動けないようにする

光のまばゆい攻撃が走り攻撃を正面からくらう
ブ「小僧!」

かろうじて意識を保ち、手に力を入れたところにルル=ベル様が後頭部を殴り気絶させた

A「エクソシストめっ」
Lv3がとどめを刺そうとした瞬間

ル「まて 丁度いいわこいつ連れていく
14番目が残した奏者の資格…主人(あるじ)の前に突き出しましょう
「卵」も回収した 退くぞ」

フ『そんな余裕ぶっている場合ではっ』
突如無線ゴーレムをオフにしてフェインは走り出した

ル「残った人間は殺せ」

A「はっ」
ゲートに入って行こうとするルル=ベル様をフェインが引き止めた

フ「はぁっはあっ…アレンさんを連れてゆくのはなりません」
ル「やはりそちら側か
このことは主人(あるじ)に報告する」

ア『どういうことだ?』

フ「そういうことではなく…!!」
『今、周りの目もある中で説明なんてできるはずもないわ
いったいどうしたら…!』
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