帰郷

レニー「な、何してるのよあいつら…
研究員たちを並べてるわ」

バク「何かはじめる気なのかもな…
でもアイツらどうしてフェインだけは襲わないんだ」
それぞれ息を切らせながら言う

フ『何が起きているの… なんとかして止めたいけれど』

ジョ「しぶ…ちょ…」

バク「ジョニー気がついたか」

ジョ「オ…オレのヘッドホン…とって…ス」

バク「ん?」
ヘッドホンは耳に当てると雑音に紛れて声が聞こえた

リーバー「…もしもし聞こえますか…?」
バク「!その声 リーバー班長か」

リーバー「バク支部長スか よかった…
奴らのせいなのか、電波が悪くてこの研究室の側に連絡が取れません…」

バク「無事なのはキミだけか?」

リーバー「いえ…自分以外に5人…今即席ですが、結界装置(タリズマン)を造ってます…」

バク「こっちもだ
部品が少なくて性能の悪いのが1台だけだがな」

リーバー「似たようなもんです…」

レニー「バク!奴らの方舟から何か出てくるわ」
すると中から4人ほどの守化縷(スカル)が出てきた

ル「ここの研究員どもよ
あまり時間ないから早くして」

守「ははっ どれどれデキのいい脳ミソはいるかな? ん〜〜〜〜」

フ『!まさか…!』
急いで駆け出すフェイン

守化縷さんが研究員達の頭の上に手をかざす
すると突然筆でバツ印を付けた

守「×(ペケ)したのは要らないよ
はい次」

その瞬間Lv3のAKUMAさんが頭を踏み潰す

「ギャ…ッ」「ギャア」
守「はい次」 「ぐえっ」

守「次」 「ぎゃあ」「ぐあっ」

フ「なんてこと…っ!」

守「はいはい次」
リーバー「……っあいつら…っ」
バク「行くな!リーバー」

リーバー「くそっくそ…っ」

バク「我々が奴らに向かっていっても、状況は何も変わらん!
装置を造る手を止めるな!今は少しでも生き残るための最善を尽くせ!!

希望が持もて!外に連絡が取れなくても、ウォーカーの左目があるだろう
彼ならきっと気づいてくれてる
耐えるのだ!」

リーバー「…ぐっ !?待てフェインが…!」
バク「なにっ…!?」
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