帰郷

フ『さて、そろそろルル=ベル様がいらっしゃる頃ですわよね
私もなんとかして科学班のブースに潜入しておかなくては…

さてどうやって入るものでしょうか
ルル=ベル様が誰かに変装してくださってるはずですから、
その方に接触するのが一番簡単だと思うのですけど』
そんなことを思っていると支部長達が近づいてきた

バク「さて貴重な物を見に行くとするか〜」
レニー「楽しみね♥」
アンドリュー「いいのかなぁ」

フ『あら、支部長達も朝食終わったのですね』

アンドリュー「一緒においで」
フェインは手を引っ張られてしまう

ジョ「あ〜〜っっ
バク支部長ダメっすよ今日は入ってきちゃ!」

バク「馬鹿者 僕は優秀な科学者だぞ

どうせ人手不足なんだろうが
是非手伝ってやる!」

レニー「そうよ どきなさい三下」
困ったように顔を見合わせるフェインとジョニー

ジョ「班長ぉ〜〜〜」

リーバー「ハァ…」

ジョ「もーーーオレらの仕事なんスから〜〜」
そう言っているジョニーを突然何かが貫き血が広がった

ジョ「え……?」

バク・レニー・フ「!!…!?」

アンドリュー「そうだね仕事だ」

ジョ「イタ…」ズルリと体勢が崩れていく

バク「お…おい!」

ル「ワタシも仕事だ」
アンドリュー支部長から姿を変えながらおっしゃる

ドサッとその場に倒れ込むジョニー
鋭く変形させた鞭の腕についた血を払うルル=ベル様

リーバー「!!」青ざめるリーバー班長

突如として支部長達の背後に方舟が現れ、
入口を塞ぐ
ル「はじめましょう」

そうおっしゃった背後には大量のLv3がいるのだったーーー

ル「私は変身能力をもつ「色(しき)」のノア ルル=ベル
お前達とはすぐ「さよなら」なんだけれど
挨拶はちゃんとしなさいと主人(あるじ)は言うから」

するとLv3が一斉に襲い掛かる

ル「主人(あるじ)の大切な「卵」 よかった…」
小さくなった卵を持ち上げる ルル=ベル様

フ『ルル=ベル様、支部長になってらしたのですね…
でもこのLv3達は一体…!!
私も一応皆さんの役に立つために戦いたいーーのですが
情報が周知されてしまっているのか、AKUMAさんが誰も…誰も!
来てくれませんね』
周りは地獄絵と化し、何故か死んだ科学班の人達を並べている
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