帰郷

ラ「なんだなんだ?」

ア「〝科学班以外立ち入り禁止〟?」

フ「なにかありましたの?」

ア「フェイン!おはようございます」

リーバー「おー3人ともおはようさん」

ア「!!あれは…プラントの卵!?
って僕が見た時、あんなに小さくなかったんですけど…」

リーバー「そうなんだよ
昨日運んだときはなー、ものすごくでかかったんだけどなぁ。何か今日の朝見たらちっちゃくなっちまってて……

昨日あんな苦労して運んだのになぁ、こんなに小さくなるんだったらもっと待てばよかったなー」

フ『ふふふ、まぁ待っていても大きいままでしたけれどね…
自然に小さくなった訳ではないのですもの あの大きさならば、私の腕でも大丈夫そうですわ』
※フェインの身長は145cm

ラ「調べんの?」

リーバー「まぁな アクマの情報を得られるまたとないシロモノだ アクマ改造とか」

ラ「それより早くオレの槌も直してくれよー」

リーバー「そうしてやりたいのは山々なんだがなー、過労で倒れてく奴が多くて人手不足でさ、これ終わったらすぐやるから」

ア『リーバーさん僕より目のクマひどいよ…』
「待ったげようよラビ」と腕を引っ張る

ア「あはは…それじゃあ僕たちは朝ごはん食べてきますね 僕、ホントにお腹減ってるので!」

フ「皆さん、今からですのね。
私は食べてきたところでしたわ」

リンク「全くキミも規則正しくしたらどうなんですか」

ア「リンクのせいですよ!あんなに書くもの多くて寝させてくれなかったんですから!」

ラ「…こいつらなんだかんだで打ち解けてんさ〜」
小声でフェインに耳打ちをする

ブックマン「若いの〜」

フ「ふふ、まあまあ朝食にお行きになられては?」

ア「それもそうですね、行ってきます」

そうして4人を見送ったフェイン

リーバー「そーいやさー
日付が変わったくらいにこれ持ってきたんだが、なんか皆が立ち去ったくらいに人の気配がした気がしたんだよな

やっぱ守衛でもついてんのかねぇ、なんて」

フ「まぁそんなことがあったら面白いですわね
でも本当にの守衛がいたら、ここまで持ってこさせないはずですわよ

だってわざわざ敵に自分達の厳重なものを調べさせたりはしないはずでしょう?」

リーバー「それもそうだな まあ冗談だから気にすんな
それじゃあオレは行ってくるわー」

フ「ごきげんよう」
そういって別れたのだったーーー
29/39ページ
スキ