フェイン・キュアー

ゴ「それが最近も数名森を通った者がいなくなることがあったらしくて、怖がってました。
あとこの森はシュバルツバルトっていうそうです。」

フ「黒い森?」

ゴ「ドイツ語での意味はそうなります。
というかフェインさんドイツ語も知ってるんですね~」

フ「えぇ、まぁ...」

リ「ゴズ、フェインはね…」
コ『皆、フェインくんのことむやみに言いふらさないようにね』
コムイに言われたことを思い出し言うのをやめた

ゴ「?なんですかリナリーさん、フェインさんがどうかしましたk」

ゴズが聞き返そうとした時、オォーン...

ゴ「聞こえました!?やっぱりいるんですよ、人喰いオオカミが!
あぁぁー!!」
ダッ突如走り出したゴズ

リ「ちょっとゴズ! 待って!」

フ「いきましょう」

ゴ「ハッハッ...は..」

リ「ゴズ!」

ジャカッ!

ゴ「!」
ゴズは突然男に銃を向けられた

リ「待って!打たないで!」
慌ててリナリーがゴズの前に出る

フ「私達は旅のものです
スペインに行くのでフランスの国境の街まで行くところですの」

男A「国境の街まで?」

フ「あなたたちはどこから?」

男A「森の奥の開拓村から...」

ゴ「オオカミに襲われた村ですね!?
よくぞご無事で...」

男A「無事なものか!
ここにくるまでに村人が半分になってしまった...」

フ「...まぁ...」

男B「村に残してきた者も無事かどうか...」

リ「村には人が残っているの!?」

男A「仕方がなかったんだ!病気の者まで連れる余裕なんてなかった...」

女A「あら!?ジェシカがいないわ!」

男B「何!?あの子は1人なんだぞ!目を離さないようにと...」

女B「さっきまではいたんです!今の騒動のうちにはぐれてしまったのかも...」
皆で探そうとなった頃

「わあああん!」
女の子の鳴き声が聞こえた

「「!」」
一斉にその方向へ走ると…
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