帰郷

フ『あとは作戦の確認ですわね
スイーツを食べながらにしましょうか…

まず私が教団に戻り、数時間平和な時間を過ごす

ルル=ベル様が科学班の者に扮して誰かを襲う
戦っている間にプラントに特殊なシールを貼って小さくし、私が管理

タイミングを見計らった、ルル=ベル様が私からプラントを取ってゲートに入りお帰りになる…と

プラントの場所も伝えましたし、大丈夫ですわよね
あとは私がプラントの前にいた方がいいですわ…

闘えるエクソシストは元帥以外なら 私を除いて3名ほど…
今回はノアの御々お方々に協力していますけれど、私が一族だとバレるのは避けたいわ…
まぁ私は回復系で出番ないでしょうし、ルル=ベル様は変化なさる方ですからきっと大丈夫ですわよね
レベル3さんもたくさん連れて行きますし …

深く考えすぎないようにしましょう』

夕食を終えて、自室に戻ったところで受信ゴーレムが鳴った
人払いをして電話に出る

フ「フェインです」

コ「ああ、フェインくん僕だよ、コムイだ
なんとか掛け合ってね、中央庁の監査官のいる元でだが、なんとか方舟を使わせてもらえることになったよ

だから明日予定通り、午後に打ち合わせている場所に来て欲しい」

フ「さようでございますか!
助かりますわ
そういえばラビさんから、アレンさんにリンク監査官がついたと聞きましたわ…大丈夫でしょうか?」

コ「たしかに厳しい監査官ではあるが、なかなかおちゃめなところもあってね
朝からケーキを山盛り食べていたから、緊張しすぎないで」

フ「まあ それはよかったですわ…」

コ「じゃあ、準備もあるだろうから、僕はこれで失礼するよ」

フ「はい、それでは、失礼致します」
電話が切れるのを待ってから受信機を戻すと、アレンの盗聴器を聞くことにした

リ「ウォーカー!早く終わらせなさいと言ってるでしょう!!」

ア「そんな無理ですよ、リンク!
お腹が減ってそれどころじゃありません!!
これより先に食べ物です!」

リ「君、さっき山ほどご飯食べてたじゃないですか!」

ア「ええ、食べましたよ!でもこんなに質問用紙あるんじゃお腹も空きますって!」

リ「手を止めないで書く!
アップルパイ焼いてくるんで、そこで書いててください」

ア「わあ!ホントですかリンク!」

リ「それで進められない、書かないって言われても困りますからね
くれぐれも逃げないように!」

ア「こんな縄で縛られてる状態じゃ逃げられませんって!」

フ『あまり情報は得られませんでしけど、寝不足になることだけは確実ですわね…

準備は終わっていますし、あとは伯爵様へのご報告ね』
ペンダントネックレスを取り出し、伯爵様へ電話をかける
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