フェイン・キュアー

その頃、方伯に来客が訪れようとしていた
ーコンコンー
執事「旦那様、こちら本日のお手紙でございます」
父「ああ」
手紙の中には教団のものも入っていた
いつもの寄付のお礼の手紙だろうと、方伯は何の気なしに開封した

父『!?フェインを教団に入団させろだと…!
どこから漏れた!』
内容はフェインを教団でエクソシストかどうか確認し、エクソシストだった場合は入団させるようにとことだった

急ぎ執事に妻を連れてくるよう言い妻が来ると
執事には人払いをして他のことをしておくように伝える

父「来てくれたか、すまないね呼んでしまって」
母「いつもは私の方にお越しになるのにいかがなさいましたの?」
父「これを読んでほしい」

教団の封筒を手渡す

母「これは…
フェインが教団に連れて行かれるということなので?」
父「まだ確定した訳ではないが、恐らくそうだろう。
いくらこちらが寄付をしているといえども、戦力の可能性があるものを放って置くわけはないからな…」

母「なんてこと…
跡継ぎもおりませんのに」

父「もちろんそうされないように、交渉してはみるが…」
母「とにかくこちらで条件を出して返信しましょう
フェインにも伝えなくては」
父「あぁ そうだな
続きは明日3人で話そう」
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