帰郷

その後は皆で舟に乗り、アジア支部へとつないだ
バ「ウォォーカー!!!」

ア「あ バクさん ホームに連絡したいんですが、電話機貸してもらえませんか
突然帰ったらみんなびっくりするだろうから」

主にアジア支部の科学班に囲まれる

蝋花「ご無事でよかったです〜〜♡」

ク「失礼 ほぉお前の女かアレン」

突然出てきたクロス元帥君に支部の人達が驚く

ア「あっ、どこ行くんですか師匠!
さては逃げる気…」

リ「ダメです元帥 どこにも行かないで下さい」
リナリーが抱きつき、男性陣のハートにささった

ク『可愛くて断れん』

リ『また探しに行くのはイヤ!』

ア『リナリーがクロス部隊に入ったのはこのためだったのか…
捨て身だなコムイさん』

蝋花「私がウォーカーさんの「女」…!」
李珪「ス…ストライク!!」

ア「蝋花(ロウファ)?李珪(りけい)?」

バ「リナリーさんの髪と純潔がぁぁぁっっ!!」
そんな騒ぎがあった後、本部に電話し方舟でつなぐと伝えた

コ「おかえり!」
帰ると科学班の皆が出迎えてくれた

その後は女性メンバーと男性チームに分かれて、各々看護婦長の検診を受けて療養に入った

婦長「特に不調は見当たらないですね」

フ「ありがとう存じます
リナリーさんミランダさんお大事になさってくださいな
私は少し歩いてきますわね」

リ「うん、いってらっしゃい」
ミ「気をつけてね」

扉を出てすぐ先ほど療養室から追い出された室長のところへ向かう
時期的にフェインのデビュタントが近づいてきていたのだ

フ「室長」

コ「やぁフェインくん。 君だけでも何事もなくてよかったよ」

フ「ありがとう存じます
皆さん大層な怪我をしてらっしゃって心配ですわ」

コ「そうだね…
確かにみんな深刻な状況ではあるけど、新しい適合者が出たことや方舟を使えるようになったことは嬉しく思っている」

フ「まぁ!適合者が?誰なのですか?」

コ「チャオジーだよ 君たちと一緒だったファインダーの子だ」

フ「えぇ!?タイミングが悪かったのか、私存じませんでしたわ」
『厄介な者に適合してくれたようですわね…
感情だけ押し付けて話し合いもろくにできないような輩でしょう
自爆しに行きそうなものですが、どのようなイノセンスかしらね』
表には出さないが心の中でそのように思っていた
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