覚醒

ロ「それにしても家族だったなんて嬉しいな〜!
ボクと一緒の学校に通ってよぉ」

フ「まあ!学校に通っていらっしゃるのですね
…ですが教団の任務もあるので、学校はなかなか行けないと思いますわ…」

ロ「そっかぁ…まあ来れたらでいいけど、来て欲しいなぁ」

レ「エクソシストやめない前提になってないレロか!?」

フ「ふふ
…それにしてもかような歴史がありましたとは…
イノセンスへの憎しみも確かにありますけれど、イノセンスからはそこまで強烈な拒絶反応はありませんわ」

ロ「じゃあ様子見でいっか〜」

千「新しい家族ですカ〜 嬉しいものですネ♥」
どこからともなく伯爵様が現れた

ロ「!千年公ぉ〜! 遅いよぉ〜!何してたの?」

千「そりゃあダウンロードの進捗確認デス♥」

フェインに嬉しさと忠誠心が湧き上がる
フ「家族としてお会いするのは初めてですね
はじめまして伯爵様」
フェインは美しくカーテシーをする

千「さ〜すが王女ですネ♥
いやいや例外とはいえ、家族が増えるのは嬉しいものデス♥」

フ「そういえば、なぜ私が王女だと知っていらっしゃるのですか?」

千「ああそれはですネ…♥」
伯爵様が人間としての姿に変わる

フ「!?まぁ!そのお姿はお見かけしたことがございますわ」

千「我々は一部が貴族に紛れ込み、人間同士が戦争をするようにしたり、弱き者を取り込みAKUMAの生産をできるようにしているのデス♥」

フ「なるほど、どうりで私達エクソシストが戦っても減らないわけですわ…」

千「しかし…教団の服を着た家族というのは本当に妙なものですネェ…♥」
じっとフェインを見る伯爵様

フ「……っ」
嫌な汗をかく

千「あぁ心配させてしまいましたネ♥
例がないものなので、戸惑いはしますがなぁにとって食おうっていうんじゃないですカラ 安心してクダサイ♥」

フ「ありがとう存じます」
少しホッとするフェイン

ロ「ねぇねぇフェインもせっかく家族になったんだからさ、
新しいホームにいこうよ!」
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