覚醒
歯を食いしばるアレン
ロ「動かないでねぇ アレーン
僕の蝋燭がすごーく痛いのはその左眼が覚えてるでしょぉ〜?
あっちの人間や可愛いリナリーが見るも無惨な姿になってほしくなかったら
「ラビ」が僕に壊されるのをじっと待ってて♪」
舌を出し、怒りの笑みを浮かべるご令嬢様
リ「チャオジー!しっかりして」
リナリーがチャオジーに寄り添っていると、ラビのいた箱が開き ラビがアレンの後ろに降り立った
ア「ラ…ラビ…?」
ロ「アレン 悲しいお知らせが届いたよぉ
「ラビ」のココロが今 死んじゃったみたい
さぁリナリーとフェイン、人間を助けたかったら
“それ”を殺さなきゃね アレン」
ア「!!! なっ...」
ラビがアレンに向かって拳を入れてきた
退魔ノ剣で防ぐが、後ろに倒れ込んでしまう
ア「ぐぁっ」
『うそだ…ラビが僕を本気で攻撃してくるなんて』
そう思っている間にも、アレンに飛びかかり胸を踏みつけ殴りかかってきた
顔を横に向け拳を避けるアレン
ア『何かがとり憑いてるとしか思えない』
ズバッと退魔ノ剣でラビを刺す
ア『だとすれば、この剣で祓えるはずだ 頼むっそうであってくれっ』
しかし何も起きず、アレンを壁にめり込ませる
ロ「殺さずの退魔ノ剣じゃ効かないよー?
ラビは心を失っただけで 魔が憑いたワケじゃないからね?
攻撃するならッ爪(エッジ)の左手にしなきゃ アレン!! さあ早く!
爪(エッジ)の武器に変えないと殺すよ?」
フェインやリナリーに向く蝋燭がドリルのように鋭利な形になった
リ「卑怯よロード...っ」
『こんなの... アレンくんが選択できないとわかってて...!』
ロ「武器を変えてアレン!それともリナリーの悲鳴が聞きたい?」
フ『同士討ち…
貴族ではこのようなことも珍しくないですけれど、皆さんにこれはきついでしょうね
私なら殺してしまいますが…
この戦法をお取りになるほどキャメロット嬢がお怒りというのも伝わってきます』
鳩尾に蹴りを入れられ、アレンは血を吐いた
するとアレンがラビの肩に手を置いた
ア「ラビ…僕の…こえ…聞こえませんか……?
ここで…リナリーとチャオジーを守れるのは僕らだけだって
クロウーリーが言ってたでしょう……」
ロ「戦えよッッ」
ア「神田は戦う…かな」
そんな呼びかけも虚しく、ラビはアレンを殴りグシャッと鈍い音が響く
ロ「動かないでねぇ アレーン
僕の蝋燭がすごーく痛いのはその左眼が覚えてるでしょぉ〜?
あっちの人間や可愛いリナリーが見るも無惨な姿になってほしくなかったら
「ラビ」が僕に壊されるのをじっと待ってて♪」
舌を出し、怒りの笑みを浮かべるご令嬢様
リ「チャオジー!しっかりして」
リナリーがチャオジーに寄り添っていると、ラビのいた箱が開き ラビがアレンの後ろに降り立った
ア「ラ…ラビ…?」
ロ「アレン 悲しいお知らせが届いたよぉ
「ラビ」のココロが今 死んじゃったみたい
さぁリナリーとフェイン、人間を助けたかったら
“それ”を殺さなきゃね アレン」
ア「!!! なっ...」
ラビがアレンに向かって拳を入れてきた
退魔ノ剣で防ぐが、後ろに倒れ込んでしまう
ア「ぐぁっ」
『うそだ…ラビが僕を本気で攻撃してくるなんて』
そう思っている間にも、アレンに飛びかかり胸を踏みつけ殴りかかってきた
顔を横に向け拳を避けるアレン
ア『何かがとり憑いてるとしか思えない』
ズバッと退魔ノ剣でラビを刺す
ア『だとすれば、この剣で祓えるはずだ 頼むっそうであってくれっ』
しかし何も起きず、アレンを壁にめり込ませる
ロ「殺さずの退魔ノ剣じゃ効かないよー?
ラビは心を失っただけで 魔が憑いたワケじゃないからね?
攻撃するならッ爪(エッジ)の左手にしなきゃ アレン!! さあ早く!
爪(エッジ)の武器に変えないと殺すよ?」
フェインやリナリーに向く蝋燭がドリルのように鋭利な形になった
リ「卑怯よロード...っ」
『こんなの... アレンくんが選択できないとわかってて...!』
ロ「武器を変えてアレン!それともリナリーの悲鳴が聞きたい?」
フ『同士討ち…
貴族ではこのようなことも珍しくないですけれど、皆さんにこれはきついでしょうね
私なら殺してしまいますが…
この戦法をお取りになるほどキャメロット嬢がお怒りというのも伝わってきます』
鳩尾に蹴りを入れられ、アレンは血を吐いた
するとアレンがラビの肩に手を置いた
ア「ラビ…僕の…こえ…聞こえませんか……?
ここで…リナリーとチャオジーを守れるのは僕らだけだって
クロウーリーが言ってたでしょう……」
ロ「戦えよッッ」
ア「神田は戦う…かな」
そんな呼びかけも虚しく、ラビはアレンを殴りグシャッと鈍い音が響く