覚醒

フ「なんですの!?」
リ「!アレンくん?アレンくん!!!」

ティ「イテテ…1度じゃムリだったか…
進化しただけあってなかなか頑丈だね

だが次で終わらせる。もう抵抗すんなよ、少年?
よう ロード」
近くまできた侯爵様が声を掛ける

ロ「ティッキーてばボクのアレン ボロボロにしすぎぃ〜〜〜」

ティ「大目にみろよ」

チ「や…やばいッス 起きてッス、エクソシスト様 起きてッス!!」

リ「来ないで…ッ 彼に…私の仲間に触らないでよ!!!」

ア「心までは砕かれるもんか...
貴方達 闇から…絶対…逃げる…もんか…!!」

ティ「どうした?腕を壊されて嬉しいワケねェよな?」
ゴフッと血を吐くアレン。

リ「アレンくん ノアの力に触れちゃダメ!
寄生型のあなたはイノセンスだけじゃなく、体にまて負荷がかかるのよ!?」
短く息をするアレン。リナリーの方を半分みて、微笑んだ。

ア「ティキ・ミック 貴方はエクソシストのことを誤解してますよ…
対アクマ武器のイノセンスさえ壊せば、エクソシストはただの人間だと思ってる
何の力も持たないただの人間だとね

貴方達が本当に恐れるべき相手は その人間ですよ
力はイノセンスから与えられたものであっても、それを扱うのは人間であるエクソシストの心だ」

アレンがそう話している間に左腕から超音波のようなキイイィィとした音が聞こえ始めた

フ『腕が…!』

ア「その器である体が滅びない限り 僕がエクソシストとして在る限り
僕の大事なものがこの世界に在る限り…!!
そう容易にこの神ノ道化は砕けません」

フ『対アクマ武器を自己修復しましたわ!!?』

侯爵様がはっとしたのち、呆然と立っていた
ア「ティキ・ミック 貴方達は人間をナメすぎてる」

ティ「…  あはははははははッ
ははは は ははは ホント何者だよ…っ」

フ『オーラが変わったわ…!』

ティ「OK よーくわかった
まず少年を殺さねェとそのイノセンスは死なねェってことか」

ロ「あっ」
ご令嬢様が突如立ち上がった
28/48ページ
スキ