覚醒

ロ「始まったよ スキンとエクソシストの戦い
相手がどのエクソシストかまでは分からないけど」

ティ「じゃ、他の連中もまだそこか」

ロ「ううん、スキンのところは1人だけしか残ってない
他は次の扉に進んじゃったみたい」

ティ「はぁ?何スキンのやつ」

ロ「あいつはさぁ目の前の相手のことしか考えられないからねー」

ティ「…ははっったく馬鹿だねえ
ま、馬鹿なのは俺達も同じか」

ロ「うん、エクソシストとなんかと戦う必要ないのにね
放っておけば方舟は消滅してあいつらは死んでしまうのに」

ティ「千年公俺らが勝手なことやってんのに何も言わないな?」

ロ「うん」

ティ「黙ってるってことは怒ってねぇのかな?」

ロ「怒んないよ
千年公はさぁ僕らをあんまり危険に晒したくないだけ
僕らは神に捧げるだーいじな子羊だから
でもしょうがないことは分かってる

僕らの危なーい性をね
でもねティッキー ティッキーは…」

一方新しい部屋にきた一行は長い廊下を歩いていた
ク「ここはなんであるか?」

チ「新しい空間?」

ラ「なんだこの廊下どこまで続いてるんさぁ
長ェさ この廊下~
いつになったら次の扉があんだぁ?」

フ「そうですわね...このまま敵が現れないならフード付きコート脱いでしまいたいですわ」

リ「そういえばなんで...」

ク「どうしたである?アレン」

ア「なんか今うしろから音がしたような...」

ラ「音?どんな?」

ア「何かが割れるような音で」
ビシ
ア「す」

ゴゴゴゴ
「「「わああ 何!?」」」

ラ「床が崩れてきたああ!!
いつまで続くんだよ、この廊下ーーっ!!」

ク「リナリー私のポケットにちょめ助からもらった血の小瓶があるである!
取ってもらえぬか?」

リ「えっと…これ?」
差し出されるとゴクッちょめ助の血を飲み干した
掴まれる皆

ク「突っ切るぞ ガキ共」

ドン!一気に飛ぶ一行
ラ「ヒュウ♪さっすがクロちゃん!」

チャ「おい!なんでお前まで乗ってんだよ!」

レ「ケチケチすんなレロ!」

ア「あっあそこ見て!廊下の終わりだ!!」
バッ ダン!ギギギと派手な音を立てて止まる

フ「次の扉はどこですか?」

レ「それを探すのがお前らの仕事レロよ!」

来た扉を振り返るアレン
リ「神田のことが心配?」

ア「そ、そんなリナリーこそ…」

リ「うん、心配だよ
でもさっき神田と約束したの
ちゃんと後からついてきてくれるって
だから来てくれるって信じてる」

ア「うん、行きましょう リナリー」
頷くリナリー
一行はまた進んでいった
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