覚醒

ア「っはい!神田、僕も残ります!」

ラ「アレン」

ア「皆は僕と神田が戦ってる間に出口を探してください
僕らも戦いが終わったらすぐに追いかけますから」

ラ「まあ、神田はあんな性格だけど一応仲間だし…って!
それなら全員残って戦ってから行った方がいいさぁ」

ア「それでもし出口が見つけられなくて、全員脱出できなかったらどうするんです リナリーは?」

リ「わ、私だって戦えるわ」

ア「この先にだってノアはいるんです
先に進むグループにも戦力を残しておかないと
だからここに残るのは僕と神田がいいと」

神「お前と2人なんて冗談じゃねェよ」

ア「神田!」

ジャキン アレンに刃が向けられる
神「あいつは俺がやるっつてんだ」

ア「か、神田…?」

ラ「まるで鬼さ…」

神「とっとと失せろ それともお前らから斬ってやろうか…」

フ「ほ、本気ですの…?」

リ「か、神田…?」

レ「こいつ仲間を脅してるレロ」

神「イノセンス発動 災厄招来 界蟲一幻 」

皆「う、うわあああ」

噛まれたりなんだの大騒ぎになった
ア「神田の人でなし!」

ラ「こうなったら置いてってやるさぁ!」

リ「み、皆 神田は…」

神「はぁー」

ア「何ため息ついてるんですか!」

ラ「俺らがつきてえっつうの!」

ア「もうほっときましょう」

ラ「ああ」

そういってリナリー以外歩いて行ってしまった
リ「もー、神田、神田!ちゃんと後でついてきてね、絶対だよ?
…神田!返事しなさい!!」

神「!!…わ、分かったから早く行け」

リ「うん」

ラ「…てことはこの部屋にも扉があることになるさ」

レ「そうレロ 扉に鍵を差し込めばそれが次の部屋への鍵になるレロ」

ラ「その扉ってずっと2つの部屋を繋いだままなのか?」

レ「そうレロ 1度繋がった扉はずっと繋がったままレロ」

ア「それなら神田も後から来られますね」

リ「うん」

レ「ノア様だって来られるレロよ!
それに部屋が崩れてしまえばどちらにしても来られないレロ」

皆「…」

チ「エクソシスト様ー!あそこに建物があります」

ク「これであるか、アレン」

鍵を投げ渡すアレン
ガチャ NOAHと書かれた扉が現れた
ク「次に行くである」

ラ「ユウ」

リ「先に行ってるね」

ア「神田、必ず後からついてきてください 来なかったらぶっ飛ばしますよ」

神「ふん」
神田以外は次の部屋へと消えていった
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