また進み始めた一行だったが
ちょめ助｢うぅ あ"あ"ぁっぅう｣

ﾗ｢サチ子、まだ頭痛いんさ?｣

ちょめ助｢こんにゃろ、ちょめ助でいいって言ってんだろ！
伯爵様からの送信っちょ！｣

ﾗ｢伯爵から!?｣

ﾐ｢私達の侵入がバレたの?｣

ちょめ助｢いや、そうじゃないと思うっちょ…
ひぅっめちゃめちゃでかい送信っちょ
制御が効かな…頭がグラグラしてきた…オイラ誰?ここどこ?｣

ｸ｢しっかりしろ！ちょめ助！｣

ちょめ助｢この送信範囲は…伯爵様が日本全てのAKUMAを呼び集めようとしてるっちょ
かは、ぅうぅぅ、っはぁっ｣

ﾗ｢日本全国のAKUMAを集めるって…!
伯爵は何を企んでるんさ?おい、ちょめ助!｣

ﾌ｢ちょめ助さん....｣

ちょめ助｢オイラはAKUMAだけど、マリアンの改造で伯爵様の命令を聞かなくても行動できるようになったっちょ
すぅっ、あぁっ…でも…この伯爵様からの送信は…うぅ、強すぎ、る…｣

ﾗ｢ちょめ...｣

ちょめ助｢ごめんっちょ、ラビ オイラ伯爵様のところに行かなきゃ…｣

ﾘ｢…待って！伯爵の元ってまさか…｣

ちょめ助｢帝都江戸に、、今千年伯爵様が来てるっちょ…｣

ｸ｢なっ｣

全員が息を飲んだ

ﾘ｢伯爵が江戸にいる...｣

ﾌ｢元帥が動きづらくて当然ですわね…｣
『でも日本を治めているのが千年伯爵さんなのですから、当然と言えば当然ですわね....』

ﾗ｢ちょめ助、伯爵のところまでオレ達も連れてってくれ｣

ちょめ助｢…分かったっちょ…でも、無茶すんなっちょ
伯爵様は強いし、、これだけのAKUMAがいたら無理っちょ…｣

ｸ｢分かっているである｣

こうしてAKUMAとは戦うことなく江戸に向かえた一行
日本に着いてからここまで激しく戦わずに済んだのは本当に運のよさだったのかもしれなかった