鎌風のような攻撃を繰り出す
ラビはなんとか避けていく

ﾌ｢ここは私が行きますわ｣

鉄槌から少し上に飛ぶ
｢おっ、殺されに来たの? じゃあ遠慮なく！｣

3つほど連続で攻撃を出す 全てに当たりに行くフェイン

だが、1つがラビ達の鉄槌の方へ！

ﾌ｢皆さん！｣
顔を後ろに向けた途端

｢ラッキー！｣

攻撃が体全体に当たった！

ﾌ｢そうでしょうか?｣

｢んあ?｣

攻撃が自分に跳ね返り腕がちぎれ、足が傷つき、最後に胴体にとどめが刺さる

｢ぐっ…ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！｣

ドーン！！一体の破壊に成功

ﾌ｢下に何もない、上手く着地できるかしら...｣

下では攻撃を避けるため地面に転がったラビ達がいた

チャオジー｢あ！あれ！｣

｢？...!｣

近くにいたマオサが駆け寄ってーーー

マオサ｢大丈夫ですか!?｣
キャッチできた

ﾌ｢助かりましたわ、ありがとう存じます｣

ﾗ｢これでなんとか一体減ったさあ！｣

そう言いながら急いで進む
ﾌ｢私がここの中では一番倒せるかもしれませんが、向こうに攻撃が跳ね返ることを気づかれればおしまいですわ｣

ちょめ助｢レベル3とあわないように行くしかないっちょ！｣

ﾌﾞ｢残念ながらそれは無理のようだ｣

全員｢！！｣

前を最初の糸のAKUMAが、後ろに赤っぽいAKUMAが立ちはだかった！

ﾗ｢こうなったらやるしかねぇ!｣

ちょめ助｢無理だっちょ、戦闘は避けるっちょよ｣

糸｢誰が一番多く殺せるか勝負だ｣

赤｢きへへへへ｣

襲いかかられるそう思った瞬間！

｢うあああぁぁ｣

｢ぐっあああぁ｣

頭を抑えて苦しがり始めた
ちょめ助も頭を抱えて苦しがっている

ﾗ｢どうした、サチ子 頭でも痛いんさ?｣

ちょめ助｢い、たい…じゃない｣

糸｢呼んで…る｣

しゅばっ 糸のレベル3と赤っぽいレベル3が空に向かっていく

ﾗ｢何が起こってるんさ!?｣

上空は空を飛ぶAKUMA達が無数にいる

ﾘ｢AKUMAがこんなに...｣

ちょめ助｢江戸へ…向かってるっちょ｣

空を見ていたブックマンが振り返った
ﾌﾞ｢…江戸から出られる確率は低い、それでも行くか?｣

ﾗ｢答えは決まってるさ｣

リナリーも頷く

ﾘ｢アニタさんやマホジャさん、船員さんたちのためにも
そして…アレン君のためにも｣

皆が決意した眼差しでブックマンを見る

ﾌﾞ｢よし、では行くぞ｣

ﾗ｢ああ、行こうぜ江戸へ｣

ﾌ｢えぇ｣
『そういえばこの確認もう4度目くらいなような…
行きますけれど』