戸惑い

周りを確認しながら、慎重に進む一行
ここで見つかっていないのは江戸に着いてから皆が目立たぬよう地味なコートを着ていることもあるだろう
フェインだけはコートで質が良いので、金目当てなら狙われることもあるだろうがここではそれは心配ない

ラ「ちょめ助、江戸は本当にこっちなんさ?」

ちょめ助「間違いないっちょ!
おいらの頭には江戸までのルートが完全にインプットされてるっちょ ほら、マリアンのゴーレムも感じ取ってる反応してるっちょ!」
ティムキャンピーがなにやら頷いている

途中道が悪くなってきた
ク「もっとまともなルートはなかったのか」

ちょめ助「贅沢言うなっちょ!
AKUMAに見つからずに行けるルートは少ないっちょよ」

突然前から物が飛んでくる
キン、キン
ラビの鉄槌で防いで見てみるとそれは糸のレベル3のものだった

ラ「これは...あん時のレベル3! 追ってきたんさ」

レベル3「これだけの数の人間を放っておく義理はないからねぇ カカカカ」

ク「AKUMAと遭遇しないのではなかったのか」

ちょめ助「絶対とは言ってないっちょ...」

フ「それに最初に見つかった時にこうなるのは決まってましたわ
たぶん」

レベル3「あいつらより先に見つけられてよかったよ
さあどいつから殺されたい?」

ブ「ラビ!ヘヴンコンパス、加護の針イーストクライム!」

無数の針がレベル3に刺さる

レベル3「LEVEL3の肌にはこんな技通用しないよ?」

ラ「丸天、雷霆回天 天判!」

雷がレベル3を直撃する

レベル3「うおおおおぉ!あぁああ」

ちょめ助「逃げるっちょ!ここから行くっちょよ 」

洞窟の壁を開けて進む

レベル3「小賢しい真似を…逃がさないよ!」

ちょめ助「まずいっちょ レベル3は簡単に逃げ切れる相手じゃないっちょ!」

洞窟に突然ヒビが入り崩れ始めた
全員「!!」

ミ「タイムレコード!」

すると目の前に別の赤っぽいレベル3が現れた

「お前らを殺すのは俺だぁ」

リ「さっきと別のAKUMA!」

するとクロウリーが何かミランダに耳打ちをした

ミ「えぇっ」

ミランダが驚いている間に飛びかかっていくクロウリー

「上等だあ!」

金棒のような武器を振り回してクロウリーに当てようとするが、ギリギリでかわす

その瞬間タイムレコードを解除
赤っぽいレベル3は崩れる洞窟に埋もれていった

ラビが伸を使い全員で上空をかける

ラ「隠れて行ってたって、あいつらに見つかっちまう、それならこのまま一気に江戸へ向かうさ!」

「へっへ、江戸には行けねえぜ?」

さらに上から緑っぽいレベル3が現れた!
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