序章
zzz
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「ご長女、リリ様がご婚約なされました。」
いつもと変わらぬ朝。
朝食の席でにこにこと執事のカミヤが告げた言葉は寝起きの脳みそに衝撃を与えた。
「こ、こんやく?」
実の姉の突然の吉報に喜ぶよりも先になぜ?という疑問符が浮かんだ。
動揺しまくるわたしをよそに、はいとカミヤが笑顔を崩さずに頷いた。
「なんでこの時期に?相手は?」
カミヤを圧倒する勢いで質問攻めにしたが「姫様、お料理が冷めてしまいますぞ。」とシェフのアスランに注意されてしまった。
「詳しくはお食事の後に」とウインクをかまされ、しぶしぶ席についた。
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