百瀬尊の憂鬱~モモ目線~
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ーー 百瀬目線 ーー
日曜日、俺は一人で捜査に出ていた
ただただ真面目に捜査し、夕方ごろ報告に行っただけが、あんな事になるなんて…。
事の発端は、あいつだ…!!
数日前の会議室で
ーーーーーーー
「うん、うん、2人ともお手柄。鑑識は何日くらいかかるって?」
「明日には」
尾行に吉川と俺は出ていた
慣れたくはないが 吉川と組まされて捜査をするのは慣れてきていた
(最初は役立たずで言葉を失ったが、今は…)
「分かった、んっ?って言うかさ、ウサ何で靴が朝と違うの?」
「あっ、対象が例の物を おっきな水溜まりに捨てたんですよ。だから私が靴を犠牲に中に入って探したんです」
「あ~、昨日どしゃ降りだったしね。泥だらけになったわけね」
「はい、あんまりグチャグチャで歩けなくて、百瀬さんが人気の無い所でおんぶしてくれました」
「そうなんだ、ありがとうモモ。この子、重たかったでしょ」
ギギギッと俺に向けられた笑顔に背中がぞわっとする
(…怒ってるじゃねーか、クソッ、俺だって好きでこんなヤツをおぶったんじゃねーのに)
「俺は…円滑に進めるために致し方なくです」
津軽さんの様子に気づかない この間抜けは、更にトドメを刺してくる
「そんな事言って百瀬さんって意外と紳士な所ありますよね。ギャップがあっていいですよ」
「うるせぇーんだよ!」
(この人の事を分かってねーのか!馬鹿がっ)
それ以上喋んな!とばかりに怒りに任せて吉川を怒鳴るが、時すでに遅し。
「ふぅ~ん。紳士…ギャップ」
やや感情が隠しきれなくなってきた津軽さんにやっと吉川も やっと気がつく
「では、私は報告書を作成しますので 失礼します」
(……。ちっ、しれっと逃げる辺り…ある意味、成長なのか)
会議室を素早く出ていく姿は ウサギなんて可愛いもんじゃなく 肝が据わったゴリラだった
「モモ、報告書はウサに任せて銀さんへの報告一緒に行くよ。明日から忙しくなるねぇ」
(切り替えた…。まあ、津軽さんだしな)
「はい」
この時は分かっていなかった。津軽さんはどこまでも危険分子の芽は摘む人間だと。
ーーーーーーーー
日曜日、先日の大きな事件は解決したばかりだが、もちろんそれで暇になる津軽班ではない
捜査に一人出ていた俺は証拠となる動画を撮れた事を報告するために津軽さんに電話をかけていた
「はい、そうです。はい、大丈夫でした」
『それ、すぐに確認したいな モモ 今、何処?』
「津軽さんのマンション近くです。15分くらいあれば着きます」
「じゃあ、ごめん。うちのマンションまで来てくれる? いたっ!」
「大丈夫ですか?どこかぶつけました?」
「へーき。じゃあ、頼むね」
「了解です」
ーーーー
「ありがとうね、わざわざウチまで来てくれて」
「問題ないです、津軽さんこそ休日にすみません」
玄関先で用事を済ませようと仕事用のスマホからさっきの動画を出し確認してもらい、OKをもらう。
「上がって行きなよ。夕飯一緒に食べよう」
「いえ、俺はすぐ帰ります」
「え~寂しいこと言わないでさ」
せっかくの申し出を断ったのには訳がある。玄関に あいつの靴があったからだ
…津軽さんの幸せのため。
少しは2人の事を認めないが、認めたくないが、認めなきゃいけない、の かも知れない
そんな風に自分を納得させようとしていると
奥からチラっと顔を出した吉川と目が合ってしまう
何か気まずそうにゆっくり歩いてきた
「お疲れ様です…百瀬さん」
「おつかれ」
ん…?津軽さんは完全部屋着で寛ぎモードなのに、こいつはデート用の服?でも靴下は履いてない
それに顔が のほほんとした間抜け顔と、なにか違う
(………。事後かよ!!)
「今夜はキムチ鍋にしようって話してたんだよね。食べていきなよ。もう直帰にしてさ」
(クッソ…!まだ夕方だぞ?吉川の顔からして電話してた時、二人は…)
うっかり吉川とまた目が合うとやはり頬が赤い
(ちっ…! 最中だったのかよ…!!)
「モモ?」
「……帰ります」
「え、百瀬さん食べましょうよ。美味しい豚肉を銀さんから頂いたんです」
「ねっ…?遠慮、しないで」
まったくこの人は…
「津軽さん…。はあ、じゃあ直帰させてもらいますが家に帰りますんで。お疲れさまでした」
それ以上は話を聞かずマンションのドアを閉めた
なんで
俺がこんな目に…
全部、全部!
あいつのせいだ…!
マンションの壁を蹴りたくなる。が津軽さんの住んでる大事な壁だ
ぐっと堪え、舌打ちだけで自分を納めた
ーーその後ーー
津軽さんとウサは…
「百瀬さん、キムチ鍋嫌いでしたっけ?一緒に食べたかったな」
「彼女に早く会いたかったんでしょ」
「ふふっ、そうなんですかね。あの百瀬さんが…」
「ねっ?この後どうする?」
「っ…!あ、どうすると言われましても」
「だって中途半端で辛かったでしょ、電話中の俺を叩くくらい」
「あれは きゅ、急に動く…から、つい」
「状況に興奮したんだね…エロウサ」
「違います!津軽さんが…」
「俺が?」
「……仕事モードの、津軽さんが、格好良くて凄く…ドキドキ、したんです」
「……。そっか」
「……はい」
「つまり興奮したってことね!」
「言い方!」
「はーい、寝室行くよ」
「きゃあっ つ、津軽さん!?」
寝室に運ばれて行く優衣。百瀬尊の憂鬱は、この二人と関わる限りまだまだ続くのだろう
happyend~
日曜日、俺は一人で捜査に出ていた
ただただ真面目に捜査し、夕方ごろ報告に行っただけが、あんな事になるなんて…。
事の発端は、あいつだ…!!
数日前の会議室で
ーーーーーーー
「うん、うん、2人ともお手柄。鑑識は何日くらいかかるって?」
「明日には」
尾行に吉川と俺は出ていた
慣れたくはないが 吉川と組まされて捜査をするのは慣れてきていた
(最初は役立たずで言葉を失ったが、今は…)
「分かった、んっ?って言うかさ、ウサ何で靴が朝と違うの?」
「あっ、対象が例の物を おっきな水溜まりに捨てたんですよ。だから私が靴を犠牲に中に入って探したんです」
「あ~、昨日どしゃ降りだったしね。泥だらけになったわけね」
「はい、あんまりグチャグチャで歩けなくて、百瀬さんが人気の無い所でおんぶしてくれました」
「そうなんだ、ありがとうモモ。この子、重たかったでしょ」
ギギギッと俺に向けられた笑顔に背中がぞわっとする
(…怒ってるじゃねーか、クソッ、俺だって好きでこんなヤツをおぶったんじゃねーのに)
「俺は…円滑に進めるために致し方なくです」
津軽さんの様子に気づかない この間抜けは、更にトドメを刺してくる
「そんな事言って百瀬さんって意外と紳士な所ありますよね。ギャップがあっていいですよ」
「うるせぇーんだよ!」
(この人の事を分かってねーのか!馬鹿がっ)
それ以上喋んな!とばかりに怒りに任せて吉川を怒鳴るが、時すでに遅し。
「ふぅ~ん。紳士…ギャップ」
やや感情が隠しきれなくなってきた津軽さんにやっと吉川も やっと気がつく
「では、私は報告書を作成しますので 失礼します」
(……。ちっ、しれっと逃げる辺り…ある意味、成長なのか)
会議室を素早く出ていく姿は ウサギなんて可愛いもんじゃなく 肝が据わったゴリラだった
「モモ、報告書はウサに任せて銀さんへの報告一緒に行くよ。明日から忙しくなるねぇ」
(切り替えた…。まあ、津軽さんだしな)
「はい」
この時は分かっていなかった。津軽さんはどこまでも危険分子の芽は摘む人間だと。
ーーーーーーーー
日曜日、先日の大きな事件は解決したばかりだが、もちろんそれで暇になる津軽班ではない
捜査に一人出ていた俺は証拠となる動画を撮れた事を報告するために津軽さんに電話をかけていた
「はい、そうです。はい、大丈夫でした」
『それ、すぐに確認したいな モモ 今、何処?』
「津軽さんのマンション近くです。15分くらいあれば着きます」
「じゃあ、ごめん。うちのマンションまで来てくれる? いたっ!」
「大丈夫ですか?どこかぶつけました?」
「へーき。じゃあ、頼むね」
「了解です」
ーーーー
「ありがとうね、わざわざウチまで来てくれて」
「問題ないです、津軽さんこそ休日にすみません」
玄関先で用事を済ませようと仕事用のスマホからさっきの動画を出し確認してもらい、OKをもらう。
「上がって行きなよ。夕飯一緒に食べよう」
「いえ、俺はすぐ帰ります」
「え~寂しいこと言わないでさ」
せっかくの申し出を断ったのには訳がある。玄関に あいつの靴があったからだ
…津軽さんの幸せのため。
少しは2人の事を認めないが、認めたくないが、認めなきゃいけない、の かも知れない
そんな風に自分を納得させようとしていると
奥からチラっと顔を出した吉川と目が合ってしまう
何か気まずそうにゆっくり歩いてきた
「お疲れ様です…百瀬さん」
「おつかれ」
ん…?津軽さんは完全部屋着で寛ぎモードなのに、こいつはデート用の服?でも靴下は履いてない
それに顔が のほほんとした間抜け顔と、なにか違う
(………。事後かよ!!)
「今夜はキムチ鍋にしようって話してたんだよね。食べていきなよ。もう直帰にしてさ」
(クッソ…!まだ夕方だぞ?吉川の顔からして電話してた時、二人は…)
うっかり吉川とまた目が合うとやはり頬が赤い
(ちっ…! 最中だったのかよ…!!)
「モモ?」
「……帰ります」
「え、百瀬さん食べましょうよ。美味しい豚肉を銀さんから頂いたんです」
「ねっ…?遠慮、しないで」
まったくこの人は…
「津軽さん…。はあ、じゃあ直帰させてもらいますが家に帰りますんで。お疲れさまでした」
それ以上は話を聞かずマンションのドアを閉めた
なんで
俺がこんな目に…
全部、全部!
あいつのせいだ…!
マンションの壁を蹴りたくなる。が津軽さんの住んでる大事な壁だ
ぐっと堪え、舌打ちだけで自分を納めた
ーーその後ーー
津軽さんとウサは…
「百瀬さん、キムチ鍋嫌いでしたっけ?一緒に食べたかったな」
「彼女に早く会いたかったんでしょ」
「ふふっ、そうなんですかね。あの百瀬さんが…」
「ねっ?この後どうする?」
「っ…!あ、どうすると言われましても」
「だって中途半端で辛かったでしょ、電話中の俺を叩くくらい」
「あれは きゅ、急に動く…から、つい」
「状況に興奮したんだね…エロウサ」
「違います!津軽さんが…」
「俺が?」
「……仕事モードの、津軽さんが、格好良くて凄く…ドキドキ、したんです」
「……。そっか」
「……はい」
「つまり興奮したってことね!」
「言い方!」
「はーい、寝室行くよ」
「きゃあっ つ、津軽さん!?」
寝室に運ばれて行く優衣。百瀬尊の憂鬱は、この二人と関わる限りまだまだ続くのだろう
happyend~
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