守ってあげたい
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友達の結婚式に参列した数日後…
昼休み、私はその感動を銀室の皆さんに語っていた。
新郎の『たとえ世界を敵に回しても彼女だけを愛し抜きます』
式場では感動の拍手が巻き起こったのだが!
ここは公安課…。
課の皆さんから総ツッコミを受ける中、一応 共感の姿勢を見せてくれたのは黒澤さんだけで、もちろん津軽さんも輪に加わってくれてるが、なんのトキメキも感じてくれていない様子。
分かっては いたけども!
沢山の人の前で、それくらいの気持ちだ!
そう宣言してもらえるって…いいな。
ちょっとだけ羨ましい…
津軽「じゃあウサは選べるの?」
「はい?」
津軽「世界を敵に回した時、国民100人と大切な人、どちらかしか救えないのなら」
「っ…!?意地悪な…」
津軽「ウサならどっちを選ぶ?」
「……」
(私は津軽さんだ)
世界を敵に回わすとかファンタジーな所があるからなんだけど…
迷わず出た気持ち、私は津軽さんを選ぶ…気がする
津軽「………」
大切な人を選んでしまうかもしれない。それが直感だったなら 嘘はつけない
見つめ合うこの視線を外せずにいる
津軽「………」
あぁっっ!!
何を考えてるの!警察官なら国民100人でしょ!私のバカ!
津軽さんなら自分の事なら自分で何とか出来る!
津軽「………」
あ…いやでも何度も命懸けで命を守ってもらったじゃないの?今度は私が津軽さんも国民も両方…守ればいいのでは?
津軽「………」
あれ?なに?津軽さんから感じるこの圧は…
えっ!いやいや、私だって皆さんの前で大切な人を選びますとは言いませんって。
だって、ここは警察庁なんだから。
「国民100人を選びます」
瀬戸内「なんでドヤ顔なんですか…?」
東雲「散々、百面相して…」
後藤「吉川は素直だな」
石神「なぜ3秒も迷う?公安学校の質が問われるだろ」
颯馬「優衣さんはロマンチストですから」
加賀「くだらねぇ、自分の尻は自分で拭け」
黒澤「もし後藤さんか歩さんの、どちらかなら答えを出せません…」
…色々言われちゃったけど、まあ、冷静に考えてやっぱり大切な人も国民も、自分も守りたいな
津軽「あ~ぁ、ウサはウサだね。いいよ、その調子で無駄に前向きで頑張んな」
「…む、無駄に…精進します」
黒澤「そういう津軽さんはどっちを選ぶんですか?」
津軽「あ、モモ」
皆さんの視線が入り口にいる百瀬さんに一瞬向いたが私は津軽さんを見ていた
だから分かった。一瞬からんだ。視線が…。
津軽「大事な方も守るよ、絶対」
百瀬「津軽さん、銀室長が呼んでます」
津軽「うん、すぐ行く」
うぐっ…、トキメかされた
去って行く、後ろ姿が格好いい…
だって国民100人って言うと思ったし、少なくとも、ここでは そう言う場面だったから。
のらりくらりと かわすはずの津軽さんにしては、非常に珍しい
瀬戸内「意外と漢なんだ…うわっ…キャラじゃないって」
そんな瀬戸内くんの言葉と共に解散したのだった
――――――――
その夜、私の部屋に遊びに来た津軽さんを穴が開く程に見つめてみる
「ん~?どうしたの チューしたい?」
「いえ、それは…追々で」
「あー、はいはい 」
「昼間の質問なんですけど…もしかして大切な人って私を想定してくれました?」
「えっ?モモだけど」
「あ、あぁ…ですか。大切な人ですからね。大事な右腕忠犬百瀬さん」
「まあ、モモは絶対に俺の足を引っ張らないか」
「ですよね~」
「んで…優衣は俺を選ぶんだ?」
「はい。でも私が津軽さんを守らなくても、自分で何とかしてくれそうではありますが」
「そりゃ、何もせず警視までなったわけじゃないからね」
「あの……本音をやっぱり聞きたいです!」
「諦めないね」
「はい!」
「………」
「まさか、本当に百瀬さん?」
「………」
「…分かりました、しつこくしてスミマセン」
「優衣に決まってるでしょ」
「あ、ありがとうございます…」
「照れないでよ…優衣も国民も守るよ。優衣も国民の一人だし。」
「私...ほっといて大丈夫だって思われるように頑張ります。足を引っ張りたくないので」
「ん。ほどほどにね」
「はい。それにちょっと嬉しかったです、まさか皆さんの前で津軽さんが言ってくれたから…」
「だって…羨ましい~って顔してたから」
「そんなに顔に出てました!?気を付けなきゃ
」
「休憩中だったからって顔に出過ぎ」
「はい…」
「守るから報酬ちょうだい」
「ま、前払い制…!一体おいくら??」
「彼女なら分かるでしょ?」
「…そういう」
「今夜は優衣が…頑張って?」
「!!??」
「…だめ?」
「ほんと…私を恥ずかしがらせるの好きですね」
「大事な子の、面白い顔を見るの好きなんだって」
「うー……」
屈託無い笑顔で言われたら、抵抗は出来ない
こういう津軽さん流の、愛情表現が大好きだから
大事な人の手を取り、ベッドに向かったのは言うまでもない。
昼休み、私はその感動を銀室の皆さんに語っていた。
新郎の『たとえ世界を敵に回しても彼女だけを愛し抜きます』
式場では感動の拍手が巻き起こったのだが!
ここは公安課…。
課の皆さんから総ツッコミを受ける中、一応 共感の姿勢を見せてくれたのは黒澤さんだけで、もちろん津軽さんも輪に加わってくれてるが、なんのトキメキも感じてくれていない様子。
分かっては いたけども!
沢山の人の前で、それくらいの気持ちだ!
そう宣言してもらえるって…いいな。
ちょっとだけ羨ましい…
津軽「じゃあウサは選べるの?」
「はい?」
津軽「世界を敵に回した時、国民100人と大切な人、どちらかしか救えないのなら」
「っ…!?意地悪な…」
津軽「ウサならどっちを選ぶ?」
「……」
(私は津軽さんだ)
世界を敵に回わすとかファンタジーな所があるからなんだけど…
迷わず出た気持ち、私は津軽さんを選ぶ…気がする
津軽「………」
大切な人を選んでしまうかもしれない。それが直感だったなら 嘘はつけない
見つめ合うこの視線を外せずにいる
津軽「………」
あぁっっ!!
何を考えてるの!警察官なら国民100人でしょ!私のバカ!
津軽さんなら自分の事なら自分で何とか出来る!
津軽「………」
あ…いやでも何度も命懸けで命を守ってもらったじゃないの?今度は私が津軽さんも国民も両方…守ればいいのでは?
津軽「………」
あれ?なに?津軽さんから感じるこの圧は…
えっ!いやいや、私だって皆さんの前で大切な人を選びますとは言いませんって。
だって、ここは警察庁なんだから。
「国民100人を選びます」
瀬戸内「なんでドヤ顔なんですか…?」
東雲「散々、百面相して…」
後藤「吉川は素直だな」
石神「なぜ3秒も迷う?公安学校の質が問われるだろ」
颯馬「優衣さんはロマンチストですから」
加賀「くだらねぇ、自分の尻は自分で拭け」
黒澤「もし後藤さんか歩さんの、どちらかなら答えを出せません…」
…色々言われちゃったけど、まあ、冷静に考えてやっぱり大切な人も国民も、自分も守りたいな
津軽「あ~ぁ、ウサはウサだね。いいよ、その調子で無駄に前向きで頑張んな」
「…む、無駄に…精進します」
黒澤「そういう津軽さんはどっちを選ぶんですか?」
津軽「あ、モモ」
皆さんの視線が入り口にいる百瀬さんに一瞬向いたが私は津軽さんを見ていた
だから分かった。一瞬からんだ。視線が…。
津軽「大事な方も守るよ、絶対」
百瀬「津軽さん、銀室長が呼んでます」
津軽「うん、すぐ行く」
うぐっ…、トキメかされた
去って行く、後ろ姿が格好いい…
だって国民100人って言うと思ったし、少なくとも、ここでは そう言う場面だったから。
のらりくらりと かわすはずの津軽さんにしては、非常に珍しい
瀬戸内「意外と漢なんだ…うわっ…キャラじゃないって」
そんな瀬戸内くんの言葉と共に解散したのだった
――――――――
その夜、私の部屋に遊びに来た津軽さんを穴が開く程に見つめてみる
「ん~?どうしたの チューしたい?」
「いえ、それは…追々で」
「あー、はいはい 」
「昼間の質問なんですけど…もしかして大切な人って私を想定してくれました?」
「えっ?モモだけど」
「あ、あぁ…ですか。大切な人ですからね。大事な右腕忠犬百瀬さん」
「まあ、モモは絶対に俺の足を引っ張らないか」
「ですよね~」
「んで…優衣は俺を選ぶんだ?」
「はい。でも私が津軽さんを守らなくても、自分で何とかしてくれそうではありますが」
「そりゃ、何もせず警視までなったわけじゃないからね」
「あの……本音をやっぱり聞きたいです!」
「諦めないね」
「はい!」
「………」
「まさか、本当に百瀬さん?」
「………」
「…分かりました、しつこくしてスミマセン」
「優衣に決まってるでしょ」
「あ、ありがとうございます…」
「照れないでよ…優衣も国民も守るよ。優衣も国民の一人だし。」
「私...ほっといて大丈夫だって思われるように頑張ります。足を引っ張りたくないので」
「ん。ほどほどにね」
「はい。それにちょっと嬉しかったです、まさか皆さんの前で津軽さんが言ってくれたから…」
「だって…羨ましい~って顔してたから」
「そんなに顔に出てました!?気を付けなきゃ
」
「休憩中だったからって顔に出過ぎ」
「はい…」
「守るから報酬ちょうだい」
「ま、前払い制…!一体おいくら??」
「彼女なら分かるでしょ?」
「…そういう」
「今夜は優衣が…頑張って?」
「!!??」
「…だめ?」
「ほんと…私を恥ずかしがらせるの好きですね」
「大事な子の、面白い顔を見るの好きなんだって」
「うー……」
屈託無い笑顔で言われたら、抵抗は出来ない
こういう津軽さん流の、愛情表現が大好きだから
大事な人の手を取り、ベッドに向かったのは言うまでもない。
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