龍の国の男主攻め
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「もう行くのかよ」
「ん?…あ、悪い、起こしたか?」
秋の里の少し外れた場所に構えられた邸宅の玄関にて一人の男が静かに出掛けるための身支度を整えていると、部屋の中から寝間着姿の鬼神カイランドウジノミコトが姿を現した。それに対して家主であるゆめおは特に驚きもせずむしろどこか申し訳なさそうにカイに言葉を投げかけた。
「何処かの誰かさんが、愛しい鬼を置いてどこかへ行こうとしているのに気づいちまっただけだ」
「悪かった、本家の奴らに呼ばれてちまってな。今から向かおうとしていたんだ」
「…んなの無視しちまえばいいだろうが、鬼神様がお怒りだってな」
「行かないと老人共がうるさくてな。それに、舞い手殿から頼まれ事もあるしな」
この男、ゆめおはカイの恋人であるのと同時に古来よりアズマの国に関わる祭祀を執り行なう一族の生まれにしてその現当主でもある。彼らの一族は50年前に起きた龍星崩落により神の力が弱まった事で神託を受ける事が出来なくなり徐々に没落していき、ゆめおが当主の座を継いだ際一族最後の当主等と呼ばれる程となっていたのだが、大地の舞い手が現れた事をきっかけに少しずつ家は復興し現在ではかつての地位を取り戻すことが出来た。
そんなお家復興のきっかけとなった舞い手に対してゆめおは心酔し、自ら大地の舞い手の補佐役として各地を奔走するようになった。その為ここ最近は多忙を極めるゆめおであるがカイと交際するまでその様な素振りは一切見せなかった為、交際が始まりカイがゆめおの家に転がり込んでからゆめおの多忙さに大層驚いたとか。
「今回はどれぐらい帰って来れねえんだよ…」
「早めに帰って来るつもりだが、下手したら数日は無理かもしれない」
「…お前よ、ちっと働き過ぎなんじゃねえか?」
「俺だって嫌だが、こればかりは仕方ない事だからな」
それじゃあ行ってくる、と言って遠ざかっていく背中をカイは苦虫を噛み潰したような表情で眺めていた。普段から居酒屋や飯処に寄り付きクラマや子ども達と遊んで自由を謳歌するカイと違ってゆめおは働き過ぎである。しかも、ゆめおは舞い手に負けず劣らずのお人好し者である上に妙に頑丈である為こちらが見張っておかないと限界まで働きすぎる事がある。幾ら働き過ぎじゃないかと苦言を呈しても「これぐらい平気だ」や「舞い手様を支えることが俺達一族に課せられた使命だ」なんだといつも流されてしまう。
「人の気も知らねえでよ…馬鹿ゆめお」
カイ自身ゆめおの事は誇らしく思う反面不満がある。仕事が忙しいのは分かるがここ最近めっきり恋人らしいこと出来ていないではないか、と。男は釣った魚に餌をやらない等と言うが今のゆめおは正にそれだ。付き合う前と付き合い始めの頃は飽きもせず毎日会いに来たりデートをしていたと言うのに、毎日仕事仕事と忙殺されているせいか夜お誘いをしようとしても布団に入って秒で爆睡し始めたり、酷い時には食事をしながら寝始める始末と散々である。
「…ち、しゃーねえ。クラマの所にでも行くか」
ゆめおに対する不満を何とか咀嚼したカイは何時ものように秋の神のクラマの元へ向かう事にした。クラマは旧知の仲である仲であると同時に、同性のしかも人間と交際をしている数少ない仲間である為他の者には話せない事柄も(一方的にであるが)話し合える唯一の存在である。今日も今日とて愚痴でも聞かせに行ってからヤチヨの居酒屋で酒を飲みそのまま眠りの世界へ向かおうと考えていたのだが、その日は違った。
「……くそ、何なんだよこれ…」
その日は妙に身体が昂っていた。そこまで強い酒を飲んだつもりはなかったのだが、酒に酔ってクラマと自身の恋人について惚気合っている内に普段ならば口にする事はないであろう閨事についても話し始めてしまったのがいけなかったのかもしれない。帰路につき部屋に敷きっぱなしにしておいた布団の上に寝そべりながら部屋のカレンダーを見た時そういえば最近ゆめおと身体を重ねていないなと考えてしまった。
「…」
ゆめおの事を思い出した時下腹部が熱を帯び始めた事に気付く。特に普段散々弄られている後孔が疼いて仕方ないのだが残念ながら今ゆめおはいない。今までなら適当に自身で魔羅を扱いてやれば欲を発散出来たのだがゆめおと交際し抱かれる様になってから、言ってしまえば前ではイケなくなった。身体の熱を発散させたいが自分で前を扱いてもイケないのであればカイが取るべき道は1つだけである。
「…っ、!」
それは自分自身で後ろを慰める事であった。普段の閨事で使用するゆめおが都にて購入したという馬油の小瓶を引き出しから取り出した後、手のひらに少量を手のひらに垂らし手から恐る恐る自らからの後孔に塗り込んでいく。普段は熱に浮かされている間に後孔を解されているので、馬油がこんなに冷たいなんて知らなかったと考えながらカイは馬油を塗り込みながら浅い箇所に指で解していく。
「ん、…ぁ、は、…!」
確かゆめおはいつもこうやって後ろを弄っている筈だと拙いながらも指を動かしていくカイ。最初こそ自分で慰める等と抵抗感があったが徐々にそれが薄まっていくの事に気付くものの、どうせあいつは帰ってこないのだからせめて自分でこの哀れな身体を慰めてやろうと指を増やしていき、更に奥まで指を埋めていく。それと同時に胸の飾りにも触れ始める。
「あ…あン!は、ぁ、きもち…ゆめお、!」
カイは物寂しさからか脳内にゆめおの姿を思い浮かべながら自身の身体を慰め始める。いつも、後ろから抱きしめられながら耳元で名前を呼びながら胸の飾りや魔羅を可愛がるその姿を思い浮かべながら自身の指をゆめおの指に見立ててぶっくり膨らんだ小さなしこりに触れていく。
『カイ、気持ちいいか?』
「ぁ、ゃ、だめ、やめ…ぉ"♡」
『やめろなんて言って、本当はもっとしてほしいんだろ?』
「ひ、!ぐ、ぅ、あぁ!」
『可愛いよ、俺だけのカイ…愛してる、一緒にイこうな』
「あ、っ♡お、れもぉ♡ゆめお、ゆめお…!や、も、むり、いく!いくいくイクぅ♡♡」
カイが悲鳴に近い媚声を上げた瞬間、彼の魔羅から白濁が放たれる。それと同時に甘い快感が彼の身体を駆け巡っていくのだが正直いつものモノと比べると遥かに足りなかった。いつもの全身を駆け巡り身を焼き切らんとするとするあの激しい快感が欲しい。ゆめおのあの大きな魔羅で後孔を強引にこじ開けられ、雌のように組み伏せられ情けない声を上げさせながら弱いところを穿たれ最後に腹の中に収まらない程の子種を注がれたいと浅ましい考えがカイの脳裡に浮かぶ。
「ゆめお、早く帰ってこいよ、俺の事を抱いてくれよぉ、馬鹿ぁ…」
「ふーん、カイはそんなに俺に抱かれたいんだ」
自身が発した呟きに対して返答なんてない筈なのに、室内に聞き慣れた愛しい男の声が聞こえたので驚いて顔を上げるとそこには笑みを浮かべながらカイを見下ろすゆめおの姿があった。
「お、お、お前!いつの間に!?」
「さっきな。愛しの番が寂しがっていると思って急いで帰ってきたら俺の名前が聞こえたからさ、お邪魔しちゃ悪いかなと思って」
ゆめおは心底楽しそうに笑いながらカイを見下ろしているのだが、カイは経験上知っている。ゆめおが笑っている時大抵碌でもないことにならないと
「っ、離せ!」
「おい逃げるなよ、久しぶりに恋火同士の甘い一夜を過ごそうぜ」
お前のエロい声聞いてたら俺のこんなになっちゃったし、とゆめおは布越しにそそり立つ剛直をカイの頬に擦り付けてきたかと思えばまだ緩く開かれていたカイの口内へ侵入してきた。
「んぅ!?」
「こんなにした責任、ちゃんととれよな」
「ふ、ん…んんぅ♡」
最初こそ文句を言ってやろうかと思ったが、口の中に広がるゆめおの剛直の熱と匂いにより次第にカイの怒りは溶かされていき気付けば自ら奉仕を始めていた。先端に舌先を当てながら利き手で芯の部分を緩く扱くとゆめおはカイの髪を優しく梳きながら時折耳に指を這わせてくるので、甘い痺れに身を悶えさせながらも奉仕を忘れないカイの甲斐甲斐しさにゆめおは1人笑みを浮かべる。
「さっきの見てたらすげぇ興奮したけど、俺以外で気持ちよくなってたのは正直妬けたからこれはお仕置きな」
「っ、!ぉ、え"♡ご、♡♡」
そう言ってゆめおはカイの後頭部に手を添えてから強く腰を打ち付け始めた。神なのに人間の男に性具の様に扱われる等不敬でしかないのにその相手がゆめおと言うだけでカイは全てを赦し受け入れてしまう。それどころか喉奥を突かれる度に快感を享受している為、カイの魔羅からは先ほどから少量の白濁が吐き出されている。
「あ、やべぇ出る…っー訳で、一滴も零さず全部飲み干せよ」
「っ、〜〜♡♡♡♡♡…げぇ、ごほっ、!」
「おー、いい子いい子」
カイが、喉奥に纏わりつくような粘り気の高い白濁を数回に分けて飲み込む様をゆめおは満足気に眺めた後肩で息をするカイをゆめおは抱き寄せる。
「てめぇ、…どんだけ溜めていたんだよ!」
「仕方ないだろ、最近忙しくてご無沙汰だったんだし」
だから、今日はお前の事抱き潰させてくれよ。
そう言われてしまえばカイはもうそれ以上何も言える訳もなく。待ち望んでいたゆめおの熱にカイは身を任せることにした。
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